暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百二十四話 ローザの懸念
[2/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
何でもそれは無理よ」
レインはそれは無理だと言い切った。
「ガンダムがダンクーガと合体だなんて」
「無理?アストナージさん達に御願いしたら?」
「何処をどうやったらそんな滅茶苦茶なことが言えるんだ?」
話を聞くアストナージも呆れるばかりであった。
「俺そんな馬鹿げた話聞いたのはじめてだぞ、おい」
「まあやってみなきゃわからないってことで」
「いや、流石にそれは無理だ」
葉月博士もそれは無理だと断言した。
「それだけはな。無理だ」
「ちぇっ、折角面白いなって思ったのに」
「確かにアイディアはいい」
博士もそれは認めた。
「しかしだ。実行できるかどうかはな」
「別の問題なんだ」
「例えばガンダムにマジンガーの頭をつけられるかどうか」
「ザクの頭を付けたことはあったっけ」
「さあ」
横で話を聞いていたバーニィとクリスが話す。
「そんなこともあったかしら」
「やっぱりそれはセンスないよな」
「当たり前でしょ。ザクはやっぱりザクよ」
クリスはそこを強調するのだった。
「幾ら何でもガンダムには合わないわよ」
「だよなあ。確かに俺が今乗ってるザクスリーだって」
自分の愛機のことも頭の中に浮かべて考えだした。
「ガンダムとは全く違うからなあ」
「何でも相性とバランスがある」
博士はこうも話す。
「だからだ。無理だ」
「まあそれならそれでいいわ」
実に素直に諦めたアレンビーだった。
「じゃあ私このままね」
「ええ。ノーベルガンダムで御願いね」
レインは彼女に告げた。
「これまで通りね」
「了解。それで次の基地だけれど」
「うむ」
博士がアレンビーの言葉に応えた。
「次の基地は多くのミサイルを配備している」
「へっ、小細工かよ」
忍はそれを聞いて言葉を顰めさせた。
「せこい真似しやがるぜ」
「せこくても有効な作戦ではある」
「その通りだ」
だがノインとヒルデはそれを肯定するように述べた。
「我々はマシン以外にも警戒しなくてはならなくからな」
「敵も考えているということだ」
「それで博士」
ミリアルドが博士に問うてきた。
「ミサイルだけなのか?今回は」
「他にも砲台もある」
「それもなのか」
「全体的に護りの堅い基地だ」
そしてこうも一同に話すのだった。
「わかったな。護りは堅いぞ」
「それをどうするかよな」
「そうね」
またバーニィとクリスが話す。
「どうしようかって言っても何にもならないしな」
「ミサイルに砲台なら」
「それが少ない方角から攻めるべきか」
ミリアルドは言うのだった。
「そしてそこから」
「その通りだ」
レディアンがミリアルドの今の言葉に頷く。
「既にそれは割り出している」
「流石だな。早いな」
「基地の状態がわかればそれを察
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ