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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百二十三話 月の解放
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                 第百二十三話 月の解放
   奴隷となっていた人々を解放しガスコンという新たな仲間を加えたロンド=ベル。彼等は意気揚々と月に入りそこで整備と補給を受けた。
「終わってみればな」
「そうね」
ラトゥーニがリュウセイの言葉に頷いていた。
「万事よしだったわね」
「ああ、滅茶苦茶な戦争だったけれどな」
リュウセイは笑って彼女に告げた。
「奴隷の人達も解放されたし」
「ガスコンさんも仲間に入ってくれて」
「言うことなしだぜ」
「そしてそれだけじゃない」
テツヤが彼等に言ってきた。
「火星方面の敵戦力を結果として殲滅させた」
「それもなのですね」
「そうだ。それにより火星方面の制圧が確実になった」
それもなのだった。
「今連邦軍が兵を送っている。制圧は兵を進めるだけでいい状況だ」
「だとすれば問題ありませんね」
アヤが彼の話を聞いて言った。
「火星方面はもう」
「それに火星方面の基地から帝国の情報を手に入れることができる」
「それもあるな」
ライがそれに頷いた。
「ではやはりいいこと尽くめですか」
「そうだ。少なくとも我々が得たものは大きい」
テツヤはまた言った。
「あの戦いでな」
「そうだよな。それで次は月か」
「それで少佐」
アヤはテツヤに対して問うた。
「月の戦いですが」
「月のか」
「そうです。それは一体どういった作戦になるのですか?」
「今それを考えているところだ」
こうアヤ達に話すのだった。
「どうするかな。少なくとも帝国軍の月での基地は把握した」
「おっ、早いな」
「何、簡単なことだ」
今度はレーツェルが出て来た。
「月の連邦軍が掌握している基地以外の基地がそれだからだ」
「それでわかったのかよ」
「そうだ。連邦軍が制圧していない地域でだ」
また話す彼だった。
「そこにあるからだ。従って我々はだ」
「その基地を制圧していく」
テツヤはまた言った。
「それが今回の我々の作戦だ」
「月面での戦いってわけかよ」
「久し振りね。いえ」
アヤはふと己の記憶を辿ったのだった。
「こちらの世界でははじめてね」
「そうね。それはね」
「だよな」
皆で顔を見合わせて話すのだった。
「こっちの世界じゃ」
「はじめてよ」
「月での戦いか」
レビもまたそれを聞いて考える顔になった。
「果たしてどういったものになるか」
「一つだけはっきりしていることがあるわよん」
今度はエクセレンが言ってきた。
「何っ、それって」
「はっきりしてること?」
「激しい戦いになるわよ」
何故か能天気な声であった。
「今回もね」
「明るく言うことかよ、それって」
リュウセイもそこに突っ込みを入れるのだった。
「激しい戦いになるって
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