暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百二十三話 月の解放
[9/12]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
宙太と恵子は万丈の言葉を受けてまた考える顔になった。
「あまり万全とは言えないみたいだな」
「そうよね。本来ならこっちにお金かけるべきなのに」
「こういう国家の特徴だよ」
万丈の言葉は実にクールであった。
「権力者は自分だけの贅沢の方にお金を使うのさ」
「それが奴隷制国家ってやつかよ」
「そういうこと」
勝平に対しても話す。
「つまり倒すべき相手も」
「シンクライン皇太子」
「あいつですね」
「その通り。ガルラ帝国はあいつを倒せば終わるんだ」
万丈はそのことをはっきりと把握していた。
「だから今度は」
「ええ」
「それじゃあ」
また宇宙太と恵子が万丈の言葉に頷く。
「まずはこいつ等を倒して」
「何とかあの皇太子を」
そんなことを話しながら今は敵の基地を目指す。第二次ラインも突破しいよいよ最終防衛ラインに至る。いよいよであった。
「よし、このまま行くぞ」
「このままですね」
「そう、このままだ」
グローバルはエキセドルに応えて言う。
「マクロスもそろそろ」
「そうですね。絶好の機会です」
エキセドルはグローバルに応えた。
「強襲型に変形しましょう」
「マクロスクウォーターは」
「いけます」
ジェフリーがグローバルの問いに答えた。
「今すぐにでも」
「よし、ではマクロス変形だ!」
「了解です」
クローディアがそれに応える。
「そのうえで攻撃をですね」
「前面に出る」
「こちらもです」
エキセドルも美穂とサリーに告げる。
「それで宜しいですね」
「はい、何時でも」
「いけます」
二人もエキセドルの言葉に応えた。
「それなら」
「マクロスクウォーター変形用意!」
「了解!」
マクロスクウォーターでも動きは同じであった。
「変形そのうえで敵の基地に突入する!」
「わかりました!」
モニカ達が応える。そうしてそのまま変形に入る。
三隻のマクロスが変形しそのうえで前線に出る。敵の攻撃は最早通用していなかった。
「弾幕はこのままでいい」
「わかりました」
キムがグローバルの言葉に頷いている。
「それでは弾幕はこのままで」
「敵旗艦に向かう!」
彼はマクロスをガロの乗艦に向けていた。
「そしてダイダロスアタックを仕掛ける。いいな」
「了解です!」
「我々もです」
エキセドルもまたマクロス7を進ませる。ジェフリーもまた。
「前に行きます」
「ですが艦長」
「護衛が」
「構いません」
しかしエキセドルはここでは美穂とサリーの言葉をいいとするのだった。
「既に敵の前線は突破しています」
「だからですか?」
「バルキリーも他のマシンもついて来ています」
「あっ・・・・・・」
「確かに」
見ればその通りであった。マシン達は三隻のマクロスの後ろに
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ