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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百二十三話 月の解放
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ね」
ムウもそれには異論がなかった。
「この戦いはな」
「じゃあ私も」
ボーマンも出て来た。
「やらせてもらいます」
「俺も。それじゃあ」
キースも二人の動きを受けて前に出る。
「やらせてもらうか!」
「ムウ、御前はちょっと休んでおくんだな」
「えっ、休んでって」
「ドラグーン撃てるようになってからだ」
笑って彼に言うのだった。
「それからだ。派手にやるのはな」
「派手にですか」
「そうだよ。派手にやってもらわないと困るしな」
笑って言うアルフレドだった。
「だからだ。ちょっとだけ休んでおくんだな」
「まあ本当にちょっとみたいですけれどね」
笑うすぐ前でギュネイとクェスのそれぞれのヤクトドーガが動いていた。そうしてそのファンネルを一斉に放つのだった。
「喰らえっ!」
「行けっ、ファンネル達!」
彼等のファンネルが複雑な動きで舞い敵を小隊単位で囲んで攻撃を放つ。それで敵をまとめて倒していく。戦いが進み敵が撃墜されていくうちにムウもまたドラグーンを操れるようになった。
「よしっ、これでな!」
「おう、やれ!」
「待ってました!」
アルフレドとキースが笑顔で告げる。ここでレジェンドのドラグーンが放たれ敵を撃つ。それで数機撃墜して彼も参戦するのだった。
「じゃあよ。ムウも正式参加でな」
「はい、これでいよいよ」
「本格的に、ですね」
アルフレドだけでなくキースとボーマンも言う。
「そういうことだ。じゃあよ」
「はい」
「それじゃあ」
「パーティーのはじまりだ!」
また敵を小隊単位で撃墜しながら叫ぶ。
「これでだ。いいな!」
「了解!」
ムウが彼の言葉に答える。これと共に四機で攻撃を仕掛けるのだった。彼等だけでなく他の面々も正面から帝国軍の大軍を迎え撃ちその陣を破ろうとしていた。
「くっ、相変わらず数では勝っているというのにだ」
指揮官であるガロが忌々しそうに呻いていた。彼は戦艦に乗ってそこから指揮を執っている。
「何故だ、何故押されている」
「閣下、どうされますか?」
「ここは」
「構わん、このままだ」
部下達にもこう言うだけだった。
「ここはな」
「正面からの攻撃ですか」
「そのうえで包囲していく」
こうも言う。
「囲め。そうすれば勝てる」
「わかりました。それでは」
こうして帝国軍はロンド=ベルを包囲せんとする。しかし彼等の強さはそのままであり敵を倒していく。そうして遂に敵の第一次ラインを突破するのだった。
「よし、まずは一つめ!」
「突破ってね!」
そのうえで包囲を突き破っていく。それを見たガロはさらに焦った。
「いかん、このままでは」
「第二次を突破される恐れもあります」
「どうされますか?」
「だがこのままだ」
それでもガロは作戦を変えな
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