暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百二十三話 月の解放
[2/12]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
よ」
「いや、それは間違いない」
ここでキョウスケも話に入って来た。
「帝国軍の数ならばな」
「そうだな。残念だがそれはその通りだ」
ライもまた言った。
「火星と同じだ」
「そういうことよん」
「だからだ。行くぞ」
エクセレンとキョウスケはそれぞれ話をした。
「整備と補給が済み次第な」
「行くわよん」
「あとだ」
テツヤがここでまた話す。
「また追加メンバーが来る」
「おっ、またかよ」
リュウセイは追加メンバーと聞いて明るい声を出した。
「来てくれるんだな」
「いいわね。また賑やかになるわ」
アヤも笑顔になっていた。
「これでね」
「それでパイロットですか?」
ラトゥーニが問うのはこのことだった。
「追加メンバーは」
「いや、クルーだ」
テツヤはこう一同に告げた。
「来るのはな」
「そうですか。クルーですか」
「プトレマイオスに配属される」
テツヤはこのことも皆に話した。
「そういうことになっている」
「そうか。クルーか」
「それで誰ですか?」
ライもまた彼等に問う。
「そのクルーは」
「アニュー=リターナー」
彼は話した。
「これが彼女の名前だ」
「彼女か」
レビはそれを聞いて呟いた。
「女なのか」
「そうね。女の子みたいね」
アヤもその言葉に頷く。
「また賑やかになるわね、本当に」
「しかしよ。あれだよな」
ここでリュウセイはふと気付いたように言うのだった。
「何か追加メンバーが来るのはいいけれどよ」
「どうした?」
「いや、結構小出し気味に入ってるって思ってよ」
こうライにも話すのだった。
「そう思わねえか?」
「小出しか」
「最近の話だけれどよ」
一応限定はする。
「そんな気がするんだけれどよ。どうだよ」
「そういえばそうね」
ラトゥーニが彼の今の言葉に頷いた。
「プトレマイオスの参加から」
「ガスコンのおっさんとかクロスロードはいいさ」
この二人はいいというのだった。
「ただな。今度の、ええと」
「アニューちゃんよ」
アヤがくすりと笑って彼に話した。
「彼女よ」
「そうだよ、マニューさんだよ」
「それはマリュー=ラミアス艦長のことか?」
横でヴィレッタが呆れていた。
「その仇名は止めておけ」
「おっと、違った」
言ってから気付いたリュウセイだった。
「じゃなくてアニューちゃんな」
「ああ」
「その娘のことね」
話が戻ってライとアヤが再び応える。
「何か小出しだしいいタイミングだよな」
「言われてみればそうだな」
「狙ったみたいに」
二人もリュウセイの言葉でふと気付いた。
「けれどあれよ」
「あれって?」
「人が増えるのは本当に有り難いわ」
アヤはこのことを純粋に喜んでいた。
「やっぱりね
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ