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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百二十話 宇宙への門
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の言葉を聞いてクロスロードも暗い顔になった。
「君はね」
「何かあったな」
グラハムはすぐにそれを悟った。
「どうやら彼女には」
「そういえばだ」
アレクセイもふと呟いた。
「我々は彼女のことを知らない」
「詮索するのもな」
パトリックも言う。
「よくないしな」
「そうですね。ですから」
「そうしたことは考えないようにしていたからな」
彼女を気遣ってのことだったのだ。
「だから何も知らなかったけれどな」
「ああ」
「そういうことでな」
「しかし。どうやら重いわね」
エルフィが言った。
「あの娘にあるのはね」
「そうみたいね。けれど」
遥も言う。
「今は何もしないでおきましょう。そっとしておいてね」
「そうね。今はね」
「静かにね」
二人で言い合う。クロスロードとルイスはこれで別れた。しかし彼の顔は暗くなっており皆にもそれはすぐにわかることだった。
しかしそれでもだった。今彼等はそれは言わずに彼について他のことを聞くのだった。
「それでさ」
「あんたの受け持ちは?」
「サブパイロットだよ」
こう皆に答えた。
「それで来たんだ」
「サブパイロット?」
「何の?」
「オーライザーのね」
彼はまた答えた。
「それに乗ることになっているんだ」
「オーライザー?」
「何、それ」
「ダブルオーガンダムのだな」
刹那が言ってきた。
「俺の。そうだな」
「うん、そうらしいね」
クロスロードもそれに頷く。
「どうやらね」
「話には聞いていた」
刹那は静かに彼に対して述べた。
「新たにオプションとして追加されるというのはな」
「僕も話には聞いていたよ」
クロスロードも答える。
「けれどね。まさかその相手が君だったなんて」
「俺もだ」
刹那も彼に言葉を返す。
「俺もまさか御前が来るとはな」
「思わなかった世ね、本当にね」
「ああ。全くだ」
刹那もまた彼に言葉を返した。
「それはな。同じだな」
「それでもね」
クロスロードはここで言葉を変えてきた。
「今度共宜しくね」
「こちらこそな」
挨拶は終わった。そのうえでさらにカルフォルニアに向かう。そこに到着するとすぐに打ち上げ準備に入った。ここで周囲は警戒態勢に入った。
「ここでいつもだからなあ」
「そうそう」
あちらの世界の面々が口々に言う
「来るのよね、いつもね」
「絶対にね」
皆で言う。そのうえで警戒態勢に入っていた。
「さて、この連中もかな」
「どうかしら」
「と思ったら」
早速レーダーに反応があった。
「周囲全てに反応です!」
「やっぱり来たわね!」
マリューはミリアリアの言葉を聞いてすぐに述べた。
「そう来ると思ってたけれどね」
「それで数ですけれど」
「どれ位?」
「百
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