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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百十九話 イノベイター
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を選びません」
ミレイナはまた言うのだった。
「三年前も一般市民がいても攻撃しましたし」
「最悪ね」
それを聞いたジュンコがすぐに顔を顰めさせた。
「そんな奴等なの」
「しかしだ」
オリファーはそのうちの一機の攻撃をかわしながらミレイナに問うた。
「あの連中も連邦政府だったんだろう?」
「はい、そうです」
スメラギが彼の問いに頷いてきた。
「連邦のものなのは確かです」
「じゃあ何で俺達を攻撃するんだ?」
トマーシュには納得のいかないことだった。
「俺達の世界と似たような事情か?」
「俺達の世界も連邦の中でもぐちゃぐちゃだったからな」
オデロもよく憶えていることだった。
「それと一緒なのか?」
「話は近い」
ティエリアがオデロの今の問いに答えた。
「要するにだ。あの三機のガンダムはだ」
「もう一機来たぜ!」
ここにもう一機だった。
「赤いガンダムだ!」
「アルケーか」
ロックオンはその赤いガンダムを見て顔を顰めさせた。
「あいつまで来たのか」
「あのガンダムもそうなのかしら」
マーベットはそのアルケーを見ながらスメラギ達に尋ねた。
「やっぱり。連邦軍でありながら連邦軍ではない」
「そうだ」
イアンが答えた。
「あれもだ。三年前に死んだと思っていたがな」
「死んだ!?」
「中のパイロットが?」
「アリー=アル=サージェス」
アレルヤがそのパイロットの名を言った。
「最低最悪の人間だ」
「おお、そうさ!」
それに応えてアルケーから声がしてきた。
「生きていたぜ!宜しくな!」
「貴様、まだ戦うつもりか!」
グラハムは彼の姿を見て怒りを露わにさせた。
「先の戦いで早乙女博士にくみしまだ!」
「あの時は危うく死ぬところだったけれどな」
しかしそれを言われてもアリーは平気な顔であった。
「しかしな。地獄の淵から帰ってきたんだよ」
「そのまま死んでりゃよかったのにな」
アレックスも忌々しげに呟く。
「ったくよお、あの連中といい」
「あの連中は三年前インベーダーについていたのか」
「はい」64
フェイがアルトの言葉に頷く。
「そうです。そして我々と戦いました」
「やっぱりな。そうだったのか」
「四人共確実にくたばったと思っていたがよ」
「残念だったわね!」
三機のガンダムのうちの一機から女の声がしてきた。
「あたしもね!そう簡単には死なないのよ!」
「ネーナ=トリニティか」
トニーがその声を聞いて言った。
「忌々しい。生きていたか」
「下手したら死ぬところだったわ」
彼女もそれは認める。
「けれどね。運がよかったのよ」
「余計な奴だけ運がいいわね」
「全く」
エルフィとキャシーは今のネーナの言葉に舌打ちした。
「しかも今度も敵なんて」
「今
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