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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百十八話 明かされた醜悪
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おっと、そういえばそんな気が」
言われてはっとするタップだった。
「ケーンもダンケルさんやイーノにはちょっと言わないしな」
「俺もマシュマーさんにはな」
ライトも言う。
「ちょっとな。言えないところがな」
「全くよ。声が似てるってのはよ」
ケーンもいた。
「何か複雑なものがあるぜ」
「全くだな」
金竜もケーンの今の言葉に同意する。
「有り難いことではあるがな」
「しかしだ。敵には容赦しねえぜ」
この言葉はまさにヤザンのものであった。
「誰であろうがよ、ぶっ潰すぜ」
「あんたはそうでないとね」
ライラはそんな彼をよしとしたのだった。
「こっちも調子が狂うよ。じゃあね」
「ああ」
「これ食べたら高知だけれどね」
ライラはライラで魚を食べていた。ハマチの刺身である。
「気合入れていくよ」
「そうだな。高知は酒に鰹だったな」
しかしヤザンは食べ物の話をしてきた。
「戦い終わったらそれで一杯やるか」
「あんたも魚好きなんだね」
「ハンビラビの形見てみな」
また笑ってマウアーに言葉を返したのだった。
「それでわかるだろ」
「それだったら私は蝉好きになるわよ」
しかしマウアーは今のヤザンの言葉にこう返すのだった。
「その話だとね」
「おっと、そうだな」
「沖縄で食べたことがあるけれど」
実はあるのだった。
「そんなに悪くないけれどね」
「そうなのかよ」
「何でも料理次第で食べられるものよ」
マウアーは言う。
「虫でも何でもね」
「そんなものなのか」
カクリコンは蝉を食べると聞いて今一つわからないような顔になっていた。
「俺は生ものはいけるが虫はな」
「何ィ!?虫が食えねえだと!?」
「駄目だよ、それって」
「グルメ失格だ」
カクリコンの今の言葉にオルガ、クロト、シャニの三人が反応してきた。今日も手掴みで刺身を口に入れ貝殻ごと貝を食べ海老は甲羅ごと貪っている。
「あんな美味いものよ、食わないなんてよ」
「女郎蜘蛛なんてチョコレートみたいな味がするのに」
「ナナフシはサラダみたいな味だ」
「何で御前等そんなの食ってんだ?」
タップが思わず三人に問うた。
「蜘蛛とかナナフシなんてよ」
「他にもゲンゴロウとかもいけるぜ」
「カブトムシなんかもね」
「蟻も。香ばしい」
「一体こいつ等どんな食生活送ってんだ?」
「蟻!?」
「カブトムシはまだわかるとして」
皆あらためて三人の変態ぶりに気付いたのだった。
「俺達はな、真のグルメなんだよ」
「そうさ、だから虫だって大好きなんだよ」
「生が一番だ」
「あんた達、本当に動物だったのね」
アスカも流石に唖然としている。
「強化が解けても全然変わりないと思ってたら」
「俺達を捕まえて獣だとお!?」
「抹殺するぞこ
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