暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百十六話 ガルラ帝国総攻撃
[2/13]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
いよ」
「動き!?」
「うん。何か木星の方でかなりのエネルギー反応があったんだ」
剣人にケンスケが応えた。
「それがどうやらね」
「じゃあもうすぐ」
「来るのかよ」
「それもかなりのが」
「今度はどれだけの数なんだ?」
「それがね」
この問いになると顔を曇らせたヒカリだった。
「どれだけになるかさえ」
「わからない位なんだ」
ケンスケも困った顔になっていた。
「ちょっとね。あまりにも多過ぎてね」
「それってまずいんじゃないの?」
シンジはそれを聞いて顔を曇らせた。
「それだけの数が来るなんて」
「あんた今更何言ってるのよ」
しかしアスカがその彼に言ってきた。
「そんなの今までと同じじゃない」
「今までとって?」
「あんたどれだけ戦ってきたのよ」
「数え切れない位」
彼も覚えていられない程の戦いを経てきている。その戦いの全てが。
「どれもこれも尋常じゃない数の相手だったでしょ?」
「宇宙怪獣とかバルマー帝国とか?」
「そうよ。三十一原種との戦いだってそうだったでしょ?」
「うん」
「ミケーネ帝国とかティターンズとか。そんな戦い山程あったじゃない」
「こっちの世界でも大概そんなのばっかりやな」
トウジもそれ程悲観してはいなかった。
「それ考えたらどんだけ数が多うてもな」
「気にすることないんだね」
「十倍や二十倍でガタガタ言わないの」
アスカはあくまで強気だった。
「百倍とかで言いなさい。二百倍かしらね」
「そんなに来るかな?」
「流石に来ないわよ」
アスカはその可能性は否定した。
「どんだけいるのよ、それって」
「まあそうだけれど」
「わかったらうじうじしない。一杯飲みなさい」
「一杯って?」
「おう、シンジ」
「やってる?」
ここで顔を真っ赤にさせたアラドとゼオラが出て来た。
「酒、美味いぜ」
「飲んで飲んで」
「君達やっぱり」
「ウォッカって美味いよな」
「病み付きになるわね」
観れば二人はそのウォッカをストレートで飲んでいたのだった。そのせいで顔は真っ赤になっていてそのうえ泥酔寸前になっていた。しかも酒癖も悪い。
「さあ、だからよ」
「あんたも飲んで」
「ウォッカをストレートって」
「あんたあたしの酒が飲めないの?」
いきなりアスカが言ってきた。
「飲まないとどうなるかわからないわよ」
「えっ、アスカも?」
「ウォッカって美味しいじゃない」
彼女もそのウォッカを飲んでいるのだった。
「少しで酔えるし幾らでも飲めるし」
「うわ、九十六パーセント・・・・・・」
シンジはボトルを見て唖然とした。
「こんなのストレートで飲んだらそれこそ」
「そうよ。うじうじしたのを退治しなさい」
早速ボトルを一本出してきたのだった。
「いいわね
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ