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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百十話 ネゴシエイター
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ベックの身柄を拘束していた。彼の部下達も一緒であった。
「さて、仕事の話は終わりだ」
「全て終わりじゃないのね」
「私もそう思っていた」
言葉が少し変わっていた。
「しかしだ」
「そうね」
ドロシーも彼の言葉に応える。
「あの人達がいるから」
「済まないが」
ロジャーはドモン達に対して問うた。ビッグオーに乗ったまま。
「君達は一体何者だ?」
「私達ですか」
「話は闘いが終わってからだと話した」
闘いの前のあの話である。
「そして今闘いは終わった」
「はい」
「これでゆっくりと話ができるようになった」
まずはであった。
「それで聞きたい。君達は一体」
「はい、私達は」
レインが彼に答えようとする。しかしその時だった。
「むっ!?」
「あれは」
青いマシンがその場に姿を現わした。ネオグランゾンであった。
「シュウ=シラカワ」
「シュウ=シラカワ!?」
ロジャーはネオグランゾンを見て発したドモンの言葉を聞いて目を動かした。
「彼があのマシンに」
「はい、そうです」
ネオグランゾンからそのシュウの声がした。
「ロジャーさん」
「貴方か」
ロジャーはシュウの声を聞いて応えた。
「今回はどういった用件なのかな」
やはり彼を知っていた。言葉にそれが出ていた。
「仕事の話なら自宅でといきたいのだが」
「仕事のお話ではありません」
シュウはそれは否定した。
「ですが」
「ですが?」
「お話したいことはあります」
こう彼に告げるのだった。
「それで今日はこちらにお伺いしました」
「そのマシンは?」
「これはネオグランゾン」
己のマシンの名も話した。
「私があちらの世界の地球」
「あちらの世界!?」
ロジャーはその言葉に素早く反応した。
「あちらの世界とは。外の世界とは別の世界なのか」
「そうです。そしてラングランの」
「ラングランだと」
ロジャーにとってははじめて聞く言葉だった。
「何処なのだ、そこは」
「お話を御聞きしたいですね」
何かを含んだ笑みでロジャーに言ってきた。
「私の話を」
「ああ、是非共」
ロジャーは感情は露わにさせずに彼に返した。
「聞きたくなった。よかったら聞かせてもらえないか」
「わかりました。それでは」
慇懃にロジャーに言葉を返す。
「こちらへ。案内致しましょう」
こうしてロジャーはドロシーと共にシュウに連れられロンド=ベルがいる海の底に入った。そこからクロガネのブリーフィングルームに入りそこであらゆることを聞いたのだった。
「素性は知れないと思っていた」
全ての話を聞いたロジャーはまずシュウを見た。
「若しかしたらとも思った」
「気付いてはおられましたか」
「空気が違う」
ロジャーはシュウをこう評した。
「この街
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