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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百六話 ブルーフレンド
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っていた。浩子のいるホテルに。
綾人はそれを見て危惧を感じた。危ないと、それは自分のことではなかった。
「朝比奈!」
浩子の名を叫んだ。
「今行く!」
こう言って走り出しそのままホテルに駆け込む。そうして部屋に飛び込んだのだった。
「朝比奈!」
「神名君!?」
「この部屋から下がるんだ」
まずは浩子にこう告げた。
「早く。いいね」
「下がるって?」
「僕が食い止めるから」
「食い止める?」
これは浩子にとってはわからない言葉だった。
「どうしたの?急に」
「僕は・・・・・・戦う」
浩子に対して述べた言葉はこうだった。
「そう、君を護る為に!」
叫びつつ窓に駆け寄る。その途中であの名を呼んだ。
「ラーゼフォン!」
その名を。そしてラーゼフォンと一つになり夜の鹿児島の街に飛び出した。その白いドーレムの前に立ちはだかってであった。
「神名君・・・・・・」
「朝比奈」
顔は向けていなくとも声は伝わっていた。
「何度も言うけれど君は僕が護る!だから!」
ドーレムに対して突き進む。今戦いがはじまったほだった。
ラーゼフォンはホテルの前に立ちはだかりそのうえでドーレムと戦う。拳を撃ちつけた。
「ああっ!」
だがそれと共に。何故か浩子が声をあげたのだった。
「うう・・・・・・」
「朝比奈に近付くな!」
その間にも綾人は攻撃を続けていた。
「そして。この街から立ち去れ!」
叫びながら攻撃を続けていく。そしてその街に今ロンド=ベルも姿を現わしたのだった。
「あれは・・・・・・」
「ラーゼフォン!?」
「間違いないわ」
遥がラーゼフォンを見て言った。
「あの姿は。絶対に」
「どうしてここに?」
エルフィは顔を顰めさせていた。
「まさかここに」
「そうみたいね」
遥はエルフィの言葉を受けて述べた。
「この街に来ていたみたいね」
「そうだったの」
「居場所はわかったわ」
まずはそれはよしとした。
「けれどね」
「ええ、わかってるわ」
ここから先はもう言うまでもなかった。
「出撃ね」
「準備はできてるわよね」
「何時でも」
遥に対して右目をウィンクさせて答える。
「a小隊だけじゃなくて皆ね」
「そう。じゃあ御願いするわ」
「ええ。それじゃあ」
「全機出撃!」
遥はあらためて指示を出した。
「ドーレムを倒して鹿児島を護って御願いね」
「了解!」
「よし!」
こうしてロンド=ベルは出撃しドーレム達との戦いに入った。その間にもラーゼフォンはその白いドーレムとの戦闘を続けていたのだった。
「まだ倒れないのか」
綾人はあくまで浩子を護るつもりだった。
「まだ。朝比奈の前から消えろ!」
また拳をぶつける。
「うぐっ!」
「さもなければ消えろ!」
「ああっ!」
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