暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第05話「一夏、女子寮に向かう」 ※9/2IFストーリー追加
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
終わったのだ。

2時間目はろくに授業をやっていないがいいのだろうか…。

そして放課後、教室で勉強をしていると山田先生が現れ、俺に女子寮(501号室)の鍵を渡してくれた。
何でも政府からの通達で、自宅からの通学は危険だから今日から寮で生活するようにとのことらしい。
荷物を取りに帰ろうとしたら千冬姉に「着替えと洗面具と携帯の充電器だ。あとは後日自分で取ってこい」と大きめのバックを渡される。

必要最低限過ぎるよ千冬姉…。

他の連絡事項と一緒に山田先生から「大浴場は使えませんから」と教えられ、疑問を返したら千冬姉に呆れられ、山田先生に驚かれ、それを否定したら遠くの方で女子がキャーキャー騒いでいた。

微かに「織斑君の中学時代を…」とか「織斑君×???君」って聞こえた気がするが何だったんだろう…


一夏
「おっとここだな…」

今日の出来事を振り返っているうちに、目的の場所(501号室)に辿りついた。

部屋に入ったらゆっくり休もう。
それに、このままここに居たらまた女子に囲まれてしまう…。

[ギィッ]

このときはまさか、部屋に入ったらバスタオル姿の幼馴染と遭遇するだなんて思いもしなかったよ…。



<職員室>

織斑君と別れた後、職員室に帰って職員会議にでた私たちでしたが、これといって特に連絡事項は無く、今日はゆっくりと休む様にとのことでした。
今回は近衛君率いる“オラクル”の皆さんの騒動を事前に防げたから、朝から緊張しっぱなしだった教員の何名かが安堵の声を漏らしてます。
かくいう私も安心した側なんですけど、でもちょっとだけ残念な気もします…。

会議が終わった後は、皆さんそれぞれのことをします。
今日の分の書類や報告書を纏める方、部活に顔を出しに行く方、明日の授業で使う資料を作る方など様々で、私は明日の授業で使う資料を確認しています。

千冬
「おかしい…」
真耶
「な、なにがですか織斑先生」

作業を進めていると、突然織斑先生がそう呟きました。
一体何がおかしいのでしょうか?

千冬
馬鹿共(オラクル)の事だ。あいつらが事前準備を潰された程度でこうも大人しくするだろうか…」
真耶
「か、考えすぎですよ…」
千冬
「だと、いいのだがな…」

そう呟くと、一人思案に暮れてしまいました。
確かに彼らが大人しいことは少し気になります。
何だか私まで不安になってきてしまいました…。

けど…、その書きかけの報告書を私に回さないでくださいね?




【IFストーリー:再登場】

放課後、教室で勉強をしていたら山田先生が現れ、女子寮の鍵を貰った。
鍵を貰ってすぐ、千冬姉が俺にバックを差し出す。
どうやら千冬姉が家から必需品を
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ