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DQ4 導かれちゃった者達…(リュカ伝その3)
第1章:王宮の戦士とヲタ少女
第8話:ピンクの鎧は正義の証
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人とも?」
「う、うん…ボク頑張るよ!」
「うッス!何時でもオーケー牧場ッス!」

「「牧場?」」
思わず出ちゃった一言に、お二人キョトンと聞き返す。
お父さんが居れば、更なる被せで笑いを取るのに…

「気にしないで下さいませ。ガッツで行こうって事ですから」
「う、うむ…そうだな…」
う〜ん…これも違う。お父さんなら『ガッツだぜ!』を歌い出す!

「ライアン様…マリーさんて時々よく分からない事言いますね?」
疑問いっぱいのホイミン君が、小声でライアンちゃんに囁いた。
聞こえてんぞコラ!

「うむ…あまり触れない方が良いかもな…」
触らぬ神に祟りなし…そんな言葉を思い出すライアンちゃんの囁き返答。
お前等、内緒話ならもっと小声でやれ!

私がジト目で睨んでいると…
「よ、よし!子供達を助ける為に行くとするか!」
と誤魔化しながら先へ進み出した。

納得のいかないまま地下へ下りると…
そこには泣き叫ぶ子供達と、子供達を恫喝する2匹のモンスターが!
すると1人の子供がモンスターの手を逃れ、ライアンちゃんの下へ逃げてきた。

「え〜ん、おじちゃん助けて!コイツ等僕の事“勇者だろう”って言ってイジメるんだ!」
「もう大丈夫だよププル君!このライアン様がアイツ等をやっつけてくれるからね!」
「あ、ホイミン…助けに来てくれたんだね!?」
どうやらホイミン君は子供達とお友達の様だ。

「ふん、ご苦労な事なだ…無駄な事だと分からずにこんな所まで来るとは…」
2匹のモンスター…『ピサロの手先』と『大目玉』…
私達に一歩近付き、ドスの効いた声で脅してくる。

「我らピサロ様の忠実な部下の目的は、何れ現れるであろう“勇者”を、子供のウチに抹殺する事!キサマらなどに用は無い…だが、この事を知られたからには生かして帰すわけにはいかぬ!何処の誰だか知らぬが、自分の運命を呪うがいい!」
勝手に説明して、それを聞かれたからと殺すという…どういう了見だ!

「はっ、何処の誰だか知らぬとは笑止千万!であれば、冥土の土産に教えてくれよう。ピンクの鎧は正義の象徴!立派なお髭は強さの証!彼こそはバトランド王宮の戦士ライアン様だ!キサマらザコなど物の数ではない!」

先程、腫れ物扱いされた仕返しに、ライアンちゃんを矢面に立たせる私。
みんなの視線が困り切っている(ライアン)に集まります。
ホイミン君など「ライアン様カッコイイ…」と呟く程。

「ザコとは何だ!俺さ「メラゾーマ!」ぎゃー!!」
大目玉が出張り騒ぎ出したので、軽く瞬殺してやります。
そして…

「さぁライアンちゃん!ザコは私が片付けましたわ!あっちのメインはよろしくどうぞ?」
そう言って子供達を一カ所に集め、細波の杖でマホカンタを張り、
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