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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
EpilogueZ-A星々煌めく夜天にてお別れをしよう〜Wiedersehen, BELKA〜
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これで」
「はい。オーディン先生、御武運を」
「オーディンさん。祝勝会を開きますので楽しみにしていてください」
「お気をつけて。また逢いましょうっ♪」
3人に見送られながら再びアムルへ向け飛ぶ。次は、自分の周りの整理だな。アムルへと戻り、まず最初にターニャ邸へ。「ただいま、エリーゼ、アンナ」中庭で執務を行っていたエリーゼとアンナに挨拶。
「あ、お帰りなさいオーディンさん」
「お帰りなさいませ。お茶はいかがですか?」
ゆっくりと話をしたいが、「すまない。結構だ」時間が限られているためすぐに自室へ向かおう。と思ったが、あるアイディアが突然浮かんだため屋敷の玄関に向いていた歩を止める。それをエリーゼ達に提案すべく振り返ってみれば、「そうですか・・・」若干落ち込んでいるアンナと、「よしよし」彼女を慰めるエリーゼが居た。まずった。少しぶっきらぼう過ぎたか。とりあえず「ごめん」謝ろう。
「エリーゼ、アンナ。今日の夕飯だが、中央広場でバーベキューをやろうと思う。アムルの住民全員が参加しての大宴会だ。って、勝手な提案だが、いいだろうか?」
「それは構いませんけど。と言うより大賛成ですっ!」
「私も賛成です。が、1つお尋ねしたいことが・・・」
「あ、わたしもです」
突然宴会を開く理由を訊かれるのだと思ったため「宴会をしようと言うのは、アムルのみんなに今までの感謝をしたいと思ったからだ」と先に答えた。察しの良い者なら、今までの=別れ、というイメージに行き着くだろうが、エリーゼとアンナはそこまで行き着くことはなく。
「まぁそれも聞きたかったことですけど。えっと・・・」
「それとは別に・・・」
「「バーベキューってなんですか?」」
「・・・あ・・・それか」
2人にバーベキューの簡単な説明をする。肉や野菜や魚介類などを網焼きする代表的な野外料理で、大人数での食事を主としていると。食材と調理に関しては私が引き受けることを告げ、しかし竈造りだけは暇な者たちに任せたいと頼む。子供のように満面の笑みを浮かべるエリーゼは「良いですよ。というかやりたいです♪」許可を
出してくれた。
「ありがとう、エリーゼ。アンナ。街のみんなに、この事を知らせてもらってもいいか?」
改めてバーベキューの許可をくれたエリーゼに感謝する。
「はいっ。お任せを!」
元気よく返事をしてくれたアンナは「では早速」と、アムル連絡網――回覧板(女性だけに回る裏・回覧板もあるらしい)を用意しするため、私の横を通り過ぎて屋敷内へと入って行った。さて。私もターニャに渡すべき物を取りに行くため「エリーゼ。仕事、頑張ってくれ」とエリーゼに一声かける。
「ありがとうですっ♪」
エリーゼの声を背中に受け
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