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忍術と食を極めし者
第4巻
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体活性をおこなうためのチャクラの鎧。雷チャクラの効果によって通常の肉体活性とは違い細胞を活性化させ電気信号の伝達速度を上げ通常時より数倍のパワーとスピードを発揮できる状態。

 空に上がった際にばらまいた三ツ又クナイは時空間忍術の飛雷神の術を使うための術式をマーキングした物。飛雷神の術はマーキングした術式の元へ転移する時空間忍術。

 つまり空中で連合兵たちが逃げ出していくのをみてチャクラの鎧を纏った状態の自身を多重木遁分身で即座に作り出し、自分も含め飛雷神の術で場を囲むように飛び逃げ場を塞いだと言うわけだ。

 しかも雷チャクラによる肉体活性の状態で飛んだ訳だから通常の飛雷神の術より速かったため連合兵が気づくことができなかった。


 「貴様らは俺の計画の為の贄だ。逃がすわけがないだろ」


 その言葉を合図に自身を含め木遁分身体たちが須佐能乎のを発動。チャクラでできた二面四椀の阿修羅のような鬼が姿を現し、さらに胴体だけではなく足も展開され巨人となった。須佐能乎第二段階に下半身を加えた巨人形態。

 本体のアスカは更に首切り包丁を三本取りだし、計四本の首切り包丁を須佐能乎に装備。装備させた首切り包丁は須佐能乎のチャクラが纏わり一体化して、より長大な大刀に。

 準備が完了したのだろう、そこからは一方的な虐殺による殲滅が開始された。

 巨人と化した須佐能乎が逃げようと必死にもがく者たちを斬り裂きながら動き回り、縦横無尽に飛雷神の術で高速で飛び回りながら連合兵士たちを次々と無慈悲に徹底的に殺していく。

 生き延びるため魔法を放ち抵抗する者も中にはいるが、最強の矛であると同時に最強の盾である須佐能乎の前では無意味。

 傷一つ着ける事もできずに抵抗虚しく須佐能乎が振るう剣の餌食に。




 数十分後、そこは血の海と化していた。

 全ての血はアスカが殺した連合兵士たちの物。一定の範囲で血が流れたためか海のように血の水溜まりに。


 「ハァッハァ……ハァ…ハァハァ……ハァグッ」

 「貴様で最後か。もう少しモツかと思ったが意外と早く終わりを迎えたようだな」


 血の水溜まりに立つのは二人。

 この惨状を一人で作り出した張本人である須佐能乎巨人形態を纏ったアスカと、最後の最後まで抵抗し抵抗虚しくこれから本当の意味で最後を迎える連合兵士だ。


 「ば……バケモノめ……」

 「ふん」


 最後まで足掻いていた兵士もアスカが纏う須佐能乎が持つ首切り包丁により着ていた甲冑ごと縦真っ二つに切り裂かれ死を迎えた。それを持って圧倒的な力を持っての一方的な虐殺行為による殲滅は終わりを告げる。

 そしてやることを終えたアスカは飛雷神の術で予めマーキングを施してある船艦
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