第4巻
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い風属性のチャクラを纏わせているからだ。
ちなみに血継限界でないと同時に別属性のチャクラを練ることができないのに何故二つの属性を纏わせられるかというと、チャクラ刀は吸収したチャクラを一定時間内包し留め続ける。
つまり交互に吸収させたチャクラが消える前にチャクラを練って吸収させているという至って簡単な方法である。
まあ、簡単そうで実は高等技術であるそれを簡単に実行できる集中力を持ちチャクラコントロールができるアスカが異常な訳だが。
なお、アスカは風のチャクラ性質を持っていないため今回は常に全てのチャクラ性質を使える輪廻眼状態だったりする。
なので、近づいて攻撃すれば問答無用で斬り殺されるから遠距離からだと大丈夫だと思った兵士が魔法を放ってきたら餓鬼道の吸収能力で魔法を吸収しては放った輩たちを驚愕させまくっていた。
魔法の射手ならともかく一般的な魔法使いが比較的によく使う魔法で一番威力が高い魔法の『赤き焔』や『白い雷』がはたから見れば簡単に無力化されたように見えるのだ。
『魔法が効かねー!! 遠距離からでも殺すどころか傷すらつけられねー!?』で、もはや驚愕どころか絶望なのかもしれない。
チャクラを吸収すら餓鬼道の能力で魔法を吸収できるのは『精神=魔力』『スタミナ=気』といった風にチャクラの源である二つのエネルギーだからかもしれないといったのがアスカの考えだ。
そんな荒業を軽々とやってのけ連合兵を斬っては斬っているアスカだが苛立っていた。
実は今現在、戦線で戦っているのはアスカ一人だけなのである。
それは何故か?
帝国軍が痛手を負い撤退する中で自分だけ残り戦い続けている、つまりは殿だ。
撤退を余儀なくされた帝国軍はアスカが出した提案に乗り撤退することに。アスカが提案した案とは自分の知名度を利用した作戦。
悪い意味で知名度があり恐れられているアスカが残れば一人になった所を全軍を用いて今戦争にて最大の障害になるであろう彼を全力で排除しにくるだろう。
己が名をあげる為に欲望のまま狙ってくるバカもいるはず。
それに人一人だけで地上で戦うのだ見方の兵もいるわけで、たった一人を狙うために船艦から砲撃もできない。
なら下がる敵艦を狙えば良いじゃないかと思ってもそれはできない、アスカが電気震動と風で貫通力を上げたありえない速度を出すクナイを投擲しては主砲を潰しているかである。
そのような賭けにも近い作戦が見事にハマり今のアスカ一人だけが首切り包丁を振るい戦場を駆け巡り、人間が脆い物体でできているんじゃないかと錯覚してしまいそうになりそうなぐらい簡単に人を斬り捨てている現状になっているということだ。
実際に提案を受
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