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赤髪の刀使い
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皆気さくでいい人たちばかりだったからユウ達が迷宮区に行ったときに一人で来てスキル値をあげてたんだけど。
流石に素材はユウに取ってきてもらわないとないし…で、前来たときの残ってた素材でスキル値をあげてたんだけど。

周りの人たちから「なんで鍛冶スキルを?」って聞かれたから正直に「友達の武器のメンテナンスをしてあげたい」って答えたら皆が、余った鉄鋼石をくれるようになった。

最初は私は遠慮してたんだけど、皆は私に押し付けてきたの。
理由を聞いたら「スキル値あげてその友達驚かしてあげようぜ!」っていう子供らしい理由だった…
まぁ私はそれに賛同してスキル値をあげてたんだけどね。

おかげでこの共同鍛冶屋の中で中堅ぐらいのスキル値を誇っているし、ようやく料理スキルを取ったから作れるようになったお弁当を皆に振る舞ったりしてたら急に一人の男性がアルゴから渡してくれって言われたと大量の鉄鋼石を持ち出してきた。
一緒に渡された手紙には『自由につかってくレ』という文章とアルゴのトレードマークが描かれていた。
相変わらずどこから仕入れるのか分からない情報だけど、こんなに鉄鋼石を持ってきて大丈夫なのかという位鉄鋼石があった。
ここにいる皆で使っても一週間はかかるくらいの量だったって言えば分かるかしら。
まぁそれ位、頑張ってスキル値をあげたおかげか、まだ成功率は高くないが、オリジナルの武器も作製可能になった。
まだ作ってないけど刀のレシピもアルゴがくれたからユウの刀を作ってあげなくちゃ。


リズsideout



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