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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百五話 五色の絆、金色の勇気
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               第百五話 五色の絆、金色の勇気
銀を失った悲しみをそのままにロンド=ベルはまた東京ジュピターに向かっていた。だが彼等の顔はどれも暗いものになっていた。
「厄介なことだな」
マイヨがその中で言う。
「戦争で誰かが死ぬのは当然のことだが」
「はい」
「ですが大尉殿」
「わかっている」
こうプラクティーズに対しても返す。
「私とて同じだ」
そして言うのだった。
「かけがえのない同志を失った」
「そうです」
「見事な最後でしたが」
「しかし」
カールもウェルナーもダンも普段の冷静さはなく感傷的になっていた。
「あれだけの見事な若者が命を散らすとは」
「これが戦争とはいえ」
「残念なことです」
「思えば我々は幸運だったのだ」
ここでマイヨは言った。
「我々はな」
「といいますと」
「数知れない死闘を潜り抜けてきた」
それがロンド=ベルの戦いでもあった。
「だが。誰一人として今まで犠牲者は出なかった」
「確かに」
「それは」
「これを幸運と言わずして何と言うか」
彼が言うのはこのことだった。
「違うか」
「そうですね。それは」
「その通りです」
三人もマイヨの今の言葉に俯きながらも頷いた。
「我々は今の今まで誰も欠けることはありませんでした」
「あれだけの戦いを経て」
「戦艦のクルーに至るまでもだ」
とかく戦死者がいなかったのだ。
「だが。それは運がいいだけだったのだ」
「そうですね。そうなります」
「それは」
「だからだ。誰かが死んでもおかしくはない」
マイヨは言葉を続ける。
「しかしだ」
「感情とは別ですね」
「やはり」
「そういうことだ。これは完全に否定できない」6
そういうことであった。
「惜しい男をなくした」
「全くです」
「ですが。我々よりも」
「彼等の方がその感情は」
三人はそれぞれ言った。
「強いと思われます」
「やはり。長い付き合いでしたし」
「絆もまた」
「立ち直れればいいがな」
マイヨの言葉は苦いものになっていた。
「何とかな」
「そうですね。しかし大尉殿」
「どうした?」
「そのゴライオンのことですが」
プラクティーズの面々はゴライオンのメンバーのことを心配していた。
「彼等は四人になりました」
「そうだ」
「では。今後は」
「その四人で戦うのでしょうか」
「それしかないのではないのか?」
彼はこう考えていた。
「メンバーがいないのだからな」
「やはり。そうなりますか」
「彼がいなくなったことにより」
「それしかあるまい。彼は死んだ」
マイヨはまたこのことを言う。言いたくはなかったが。
「それならばな」
「わかりました。そういうことですか」
「辛いですね」
「彼等
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