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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百三話 皇太子シンクライン
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の四人の言葉にメキルが応える。
「その先にあるのは」
「!?まさか」
ここで気付いたのはアレンビーだった。
「あそこにいるのは」
「どうした!?アレンビー」
「あいつ等の先にいるのって」
「ムッ!?」
ドモンはアレンビーの言葉に目を瞠った。
「だとしたら奴等は」
「ドモン、見て!」
今度はレインが叫んだ。
「敵はゴライオンに」
「むっ!?いけませんぞ!」
メキルもここで気付いた。
「ならば。すぐに黄金殿達を!」
「ああ!」
「戦力を二つに分けろ!」
リーがすぐに決断を下した。
「まずはゴライオンを守れ。そして他の者は敵の数を減らせ。いいな!」
「は、はい!」
「わかりました!」
皆リーのその指示を受けてすぐに二手に別れた。主力はそのままガルラ帝国のマシンを次々と倒していく。そして残った戦力が向かうが。
「くっ、こいつ等!」
「数で来るのかよ!」
ゴライオンは忽ちのうちに敵の総攻撃を受けてしまった。千機近いその攻撃を受けてさしものゴライオンもあちこちに激しいダメージを受けていく。
「だ、駄目だこのままじゃ」
「くっ!」
また攻撃を受けた。そこは。
「銀!」
「大丈夫か!」
「あ、ああ」
銀の乗るライオンがダメージを受けた。見れば銀がコクピットの中で呻いている。
「何とかな」
「いや、御前の傷はかなり深そうだ」
「そうだな」
彼の言葉を聞いて黄金と黒銅が言う。
「やはりここは退け」
「俺達だけでやる」
「何を言ってるんだ」
だが銀はその言葉を受けようとはしなかった。
「俺はまだ戦える」
「おい、本当にいいのか?」
「それで?」
今度は青銅と錫が彼に問うた。
「どう見てもその傷は」
「尋常なものじゃ」
「とりあえず命に別状はない」
彼は言うのだった。
「だからだ。安心してくれ」
「そうか、わかった」
黄金が彼の言葉に遂に頷いたのだった。
「じゃあここは御前を信じるぞ」
「悪いな」
「五人で闘う」
リーダーとしての決断だった。
「ここはな」
「黄金・・・・・・」
「そして五人で生き残る」
黄金は強い声で言った。
「何があってもな」
「済まない」
「あれだけの戦いを潜り抜けてきたんだ」
ここで彼はかつて、地球に辿り着くまでのことを思い出していた。
「それに比べれば。今はな」
「そうだな。この位な」
「この位ならな」
他の三人も彼の言葉に頷いた。
「やってやる!五人で!」
「生き残ってやる!」
「銀!」
四人の声が一つになった。
「俺達は何があっても一緒だ!」
「いいな!」
「ああ!俺は生きる!」
銀も彼等の言葉に応えた。
「戦う為に生きる!」
こう叫んだ。そうして五人は一つになり巨大な剣を振るいガルラ帝国の者達を倒し
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