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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百二話 黒い翼の少女
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感じがするんだよな」
「わかんねえ話だな、おい」
「ちょっと待ってくれないかね」
今度はメリッサが話に入って来た。
「あまりそのことでディアッカに言うんじゃないよ」
「何でメリッサさんがここに?」
「ああ、何となくだよ」
メリッサがニコルに対して答えた。
「何となくね。そういえば最近ハンガリーって国が好きになってきたよ」
「はあ」
「俺はフランスだよ」
「俺はオーストリアかな」
二人もここで言うのだった。
「何でかわからないけれどよ」
「最近な」
「何かよくわからないが皆色々あるんだな」
アスランはこのことを察して考える顔になった。
「どうもな」
「そういうことだよ。それでな」
「どうしたんだ、シン」
「いや、俺だけれどよ」
今度の声の主はエイジだった。
「声は確かに似てるけれどな」
「ああ、済まない」
ついつい間違えてしまったアスランだった。
「どうしたんだ?それで」
「ああ。斗牙が言いたいことがあるそうだ」
「斗牙が?」
「はい、そうです」
今度は斗牙が出て来たのだった。
「実はですね」
「ああ」
「こちらのポイントが空きました」
「そちらが?」
「はい。それで一気に攻勢に出ますので」
こうアスランに話すのだった。
「ですからそちらからも援護を頼みます」
「わかった」
そうした話なら異論はなかった。アスランはすぐに頷いたのだった。
「それではこちらからも」
「御願いしますね」
「ここで一気に勝負決めたいからよ」
エイジも言う。
「お互い派手にやろうぜ」
「ちょっと待ちなさいよ」
何故かここでルナがエイジに言ってきた。
「何であんたが言うのよ」
「俺が言ったら駄目なのかよ」
「そうよ。あんたは脚なのよ」
グラヴィオンのパーツでの話になる。
「それで何であんたが言うのよ」
「だから何で俺が言ったら駄目なんだよ」
「それは斗牙のやることよ」
こう言うのである。
「だからよ」
「おい、またそれかよ」
「そういうことよ」
むっとした顔でエイジに告げていた。
「わかったらね。黙っておきなさいよ」
「そういう手前だってあれこれ言ってるじゃねえかよ」
「何ですってぇ!?」
売り言葉に買い言葉になっていた。
「もう一度言ってみなさいよ」
「ああ、何度でも言ってやらあ」
「ちょっと止めて下さい」
「はいはい、そこまでよ」
エイナとミヅキがここで二人の間に入った。
「今は戦闘中ですから」
「そういうのは後でね」
「ちっ、わかったよ」
「覚えてらっしゃい」
これで何とか離れた二人だった。だが火種をまだ残したままであった。
しかしここでアスランは。あることに気付いたのだった。
「しかし」
「どうしたの?アスラン」
「いや、あのグラヴ
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