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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百一話 空に浮かぶ城
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よ!」
声を怒らせてシンジに対して叫ぶ。
「そんな話聞いたことないわよ!」
「あるけれど」
「僕もあるよ」
シンジにユウナが助太刀してきた。
「ほら、あの宇宙戦艦でね」
「そうですよね。白色彗星帝国で」
「そんな無茶苦茶な戦艦があったの」
「その通りだよアスカ君、あれには僕も心躍らせたよ」
ユウナはシンジよりも心を弾ませていた。
「是非共。何時かはやってみたいものだよね」
「あの、ユウナ様まさか」
「今度はオーブでそれを?」
「まあ流石にオーブをそれで破壊するつもりはないよ」
「当たり前です」
「ただでさえカガリ様という破壊兵器を備えているのですから、我がオーブは」
「ちょっと待て」
今のキサカとトダカの言葉には穏やかでないカガリだった。
「何故そこでいつも私が出て来るんだ?」
「それは気のせいです」
「御気になさらぬよう」
「そうなのか?」
「はい、何でもありませんので」
「空気と思って下さい」
こう言ってカガリをあっさりとスルーする二人であった。実に手馴れたものである。
「とにかくです、ユウナ様」
「ご趣味にこだわられるのはいいですが」
「わかってるよ。オーブも大変な状況が続いているからね」
「そうです」
「全てにおいて」
戦乱の爪跡は消えてはいないのである。
「ですからその様なことは決して」
「お考えになられぬよう」
「わかってるさ。それにしてもあのグラヴィゴラスって戦艦は」
完全にシンジと同じ輝きを持つ目になっているユウナだった。
「凄いね。浪漫を感じますよ」
「ではそれは特撮かアニメだけで」
「御願いします」
釘を刺すことを忘れない二人であった。何はともあれ今その巨大戦艦が姿を現わしたのである。
「さあ、今こそこのグラヴィゴラスの力を見せる時だ」
「はい」
レイヴンはサンドマンの言葉に頷いていた。
「前進せよ」
「は、はい」
「それでは」
メイド達はここで自分達の目の前にそれぞれレーダーなり舵なりが出ていることに気付いた。
「前進!」
「わかりました!」
「主砲発射用意!」
サンドマンの指示は続く。
「目標前方!目の前の敵軍に一斉射撃を浴びせる!」
「了解です。てーーーーーーーーーーーーっ!」
その指示に従い攻撃が放たれる。それでまず多くの敵が薙ぎ倒され光になり消えたのだった。
「すげえ・・・・・・」
「物凄いのは外見だけじゃねえのか」
「何て攻撃力なんだ」
「それだけではない」
サンドマンは驚くロンド=ベルの面々に対してさらに述べた。
「このグラヴィゴラスはただ砲撃を行うだけではない」
「というか!?」
「まだ何か」
「丁度いい」
ここでまた彼は言った。
「敵軍に戦艦がいるな」
「はい」
またレイヴンがサンドマンに対
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