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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百一話 空に浮かぶ城
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るのだ」
「何っ!?」
「まさか」
「大変です!」
ここでナタルが驚く彼等に報告に来た。
「ガルラ帝国がバグダット東部に出現です!」
「なっ!?」
「何時の間に!?」
「そしてここに大挙して来ています」
「それではサンドマンさん」
「貴方は」
「私が調べていました」
サンドマンの傍らに控えているレイヴンが答えてきた。
「それで。わかったのです」
「そうでしたか」
「それで」
「この城にもまたレーダーがあります」
彼は言った。
「それに一時間程前にかかっていました」
「では貴方達も」
「ここで」
「そうです」
また答えるサンドマンだった。
「その時にお見せしましょう。我々のもう一つの力を」
こう言って今は動かないのだった。だがグラヴィオンは出撃していた。バグダット郊外に出てそこで他のロンド=ベルの面々と共にガルラ帝国軍と対峙していた。
「おい斗牙」
「どうしたの?」
斗牙はエイジの問いに応えた。
「何かよくわからねえが俺はここにいるからな」
「そうなんだ」
「姉ちゃんはあの城にいるんだ」
そのことはわかっているのだった。
「それならな。絶対にな」
「探し出すんだね」
「ずっと二人で生きてきたんだ」
懐かしむような声になっていた。
「だからな。絶対に」
「お姉さんのことが。好きなんだ」
「当たり前だろ?家族だったんだぞ」
エイジの言葉が強くなった。
「それでどうして嫌いになるんだよ」
「家族だから好きなんだ」
斗牙の言葉が何故かあまり感情が見られないものだった。
「そうだったんだ!?」
「えっ、斗牙」
ここでエイジもあることに気付いた。
「御前まさか」
「僕には家族はいないから」
こう答える斗牙だった。
「生まれてすぐに施設にいてそれで幼い頃にサンドマンに引き取られたから」
「そうか。そういやそうだったな」
「うん。だから」
また言うのだった。
「そういうのはね。あまりね」
「だったな。済まねえ」
「何で謝るの?」
また感情の乏しい問いだった。
「どうしてなの?」
「どうしてって御前」
「僕には家族はいないのが当たり前だから」
こう言うのである。
「別に謝ることないじゃない」
「・・・・・・・・・」
「それよりもエイジ」
沈黙してしまったエイジに対してさらに言ってきた。
「来るよ」
「来る!?」
「だから。ガルラ帝国が」
そのことを言うのだった。
「だからそちらに」
「ああ、そうだったな」
その言葉にとりあえず頷いたエイジだった。
「それじゃあな。やるか」
「うん。ガルラ帝国は数で来るからね」
「それはわかってるさ」
エイジもまたその顔を引き締めさせていた。
「もうな。とっくにな」
「わかってるの」
「当たり
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