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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百一話 空に浮かぶ城
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個性派揃いだからな、うちは」
こう二人に返すカミーユだった。
「だからどうしてもそういうふうになってしまうんだ」
「そうなんですか」
「そうさ。とにかくお風呂に行くか」
「ええ、それじゃあ」
「俺達も」
楯人と弾児もそのグラヴィゴラスの風呂に向かった。するとそこではもうメイド達が待っているのであった。しかも何と脱衣場にである。
「なっ!?」
「っておい!」
カミーユもこれには唖然としシンが驚きの声をあげる。
「どうして君達がここに!?」
「何だよこれ、どういうことなんだよ!」
「それは決まっている」
ここでサンドマンがガウンを着て腰に手を当てもう一方の手に牛乳瓶を持ちながら出て来た。どういうわけかこの格好も実に絵になっている。
「メイド達は何の為にいるか」
「何の為!?」
「な、何なんだこの人は」
カミーユとシンは今のサンドマンの言葉を聞いて頭がおかしくなりそうになった。
「何の為と言われても」
「メイドっていやあやっぱり」
「その通りだ」
シンは答えてはいないがサンドマンは言った。
「御主人様にお仕えする為だな」
「言い切ったよ、この人」
「恐ろしい人だ・・・・・・」
楯人も弾児も唖然としている。
「まあ確かにそうだけれどよ」
「今この状況で言い切るとは」
「だからだ。彼女達がいて当然ということだ」
「おいおい、ちょっと待ちやがれ!」
そこに来た甲児が叫ぶ。
「俺は自分で着替えるからな!あんた達はどっかに行ってくれよ!」
「いえ、そういうわけには参りません」
「これが私達の仕事ですので」
こう答えるメイド達であった。
「御気になさらずに」
「気にするに決まってんだろ!」
甲児は思わず彼女達に叫んだ。
「そんなのよ。何でなんだよ!」
「困ったな、これは」
大介もこれには閉口していた。
「これではここのお風呂に入れないぞ」
「そうですね」
さしもの鉄也もいささか冷静さを失っている。
「まさかこんなことになっているなんて」
「ですからお気遣いの必要はありませんので」
「私達の仕事ですので」
「諸君、遠慮することはない」
サンドマンはここでまた言うのだった。
「風呂は美学だ。さあ、今こそ湯で身体を温めるのだ」
「くっ、この人は・・・・・・」
「何処まで変態なんだよ」
カミーユ、シンをもってしても言い返すことは不可能だった。
「幸い今日の俺のトランクスはお気に入りだが」
「けれど。ここでこの娘達のお世話になったら」
「やっぱりそう思うか」
エイジが彼等に対して言ってきた。
「んっ、エイジ」
「どうしたんだ?」
「俺なんかな、大変だったんだぜ」
うんざりとした顔で皆に対して言うのであった。
「グラヴィオンに入ってすぐな」
「ああ」
「何があっ
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