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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百話 月が闇を照らす時  
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「しかもガルラ帝国でもドーレムでもありません」
側近は言葉を続ける。
「これは。全く新しい敵です」
「馬鹿な、それでは」
「そうです。彼等こそゼラバイア」
サンドマンの言葉はここで絶対の説得力を持ったのだった。
「今まさに地球に来ました」
「あんた、まさかそれを」
「予測していたのか」
「その通りです。そして」
「そして!?」
「私はこの時が来るのを知っていました」
さらにこう言うのだった。
「そう、今こそ」
「むっ!?」
「それでは」
「グランンナイツ発進!」
彼がいきなり指示を出した。
「今こそこの時が来たのだ!」
「わかりました」
あの緑の髪のメイドが応えた。
「それじゃあ」
「なっ!?」
「何だよこれ!」
いきなりその緑の髪のメイドの前に棺桶が出て来た。
「棺桶!?」
「何だよ悪趣味だな!」
メイドはその言葉の間に棺桶に飛び込む。そしてその中に消えたのだった。
「消えた!?」
「一体」
「とにかくです」
ここでテッサが彼等に述べてきた。
「敵集です」
「あ、ああ」
「そうだな」
「ですから私達も」
「よし!」
「それなら!」
「ロンド=ベル総員出撃です」
テッサはここで指示を出した。
「それでは」
「了解!」
「やってやるぜ!」
こうして彼等もまた出撃にかかるのだった。戦いはここで新たな局面に入ろうとしていた。
そしてエイジは。相変わらず戦闘機で空を駆っていた。
「何だよ、こりゃ!」
「ちょっとどうなってるのよ!」
ここでまた戦闘機が出て来た。エイジの機の横に来た。
「君の戦闘機。一体何が何なのか」
「それがわからねえって言ってんだろ!」
エイジはまた少女に怒鳴り返した。
「俺が一番知りてえんだよ!」
「全く。しかもここで出撃だなんて」
「何だと、出撃だと!?」
「そうよ」
少女は少しふてくされた声で彼に返した。
「私もね。こうして」
「じゃあその戦闘機に乗ってるのは」
「そうよ、私よ」
またエイジに対して述べた。
「城琉菜っていうのよ」
「ルナ!?」
「そうよ。まあルナって呼んだらいいわ」
またエイジに告げた。
「そうね」
「そうかよ。しかしあんたよ」
「どうしたの?」
「また随分と気が強いな」
「そうかしら」
「ああ。ところで出撃だよな」
「そうよ」
またエイジに対して答えた。
「それは私だけじゃないわ」
「何っ、今度は何なんだよ」
「ほら」
ここでそのルナが言うと。もう二機出て来た。
「また出て来やがった!?」
「待たせたわね」
「すいません、遅れました」
それぞれあの美女と緑の髪のメイドがいた。
「さて、初陣だけれど」
「何かドキドキします」
「心配することはないわよ」
ルナ
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