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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百話 月が闇を照らす時  
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「では頼むな」
「はい、お任せ下さい」
「ガルラ帝国でも何でもぶっ飛ばしてやるからな」
「では。艦長としては私が残りましょう」
エキセドルも名乗り出て来た。
「これでとりあえずは大丈夫かと」
「それでは宜しく御願いします」
「はい」
エキセドルはアムロのその問いに対して応えた。こうして当直のメンバーも決まりロンド=ベルはそのパーティーに参加するのだった。皆それぞれ軍服やドレス、タキシードである。
「うわ、万丈さんの格好もいけてるわね」
ルナマリアは万丈の白いタキシードを見て言った。華やかな宴の場には着飾った要人や淑女達が集まっている。当然そこにはロンド=ベルの面々もというわけである。
「ああした格好って着こなすの難しいんだけれどね」
「そういえばルナマリア、御前だって」
「何?」
「最近ミニスカートじゃないんだな」
「ミニはミニよ」
見れば今もそのピンクのミニスカートである。
「ただね」
「ただ?」
「この下はタイツなのよ」
見れば黒タイツも穿いていた。
「最近はね。そうしてるのよ」
「寒いからか?」
「そうじゃなくて」
シンの言葉にすこしムッとなって返す。
「エマさんが厳しくてね。ミニスカートだと下着が見えるからって」
「ああ、だからか」
「ファさんと同じ理由よ」
ファも今は白や黄色のタイツを着用している。
「それに何かあっても服があったらそれで大丈夫じゃない」
「肌はな」
「だからなのよ。最近はタイツも穿いてるのよ」
「だからか」
「それにね」
ここで楽しげに笑うルナマリアだった。
「結構タイツもタイツでいいものよ」
「そうか?」
「脚が奇麗に見えるのよ」
「あまり変わらないように見えるがな、俺には」
「あんたそもそもステラ以外見ないでしょ?」
「まあな」
シンの方でも否定しない。
「そういえばステラも最近」
「タイツよね」
「ちずるさんやめぐみさんだってな」
「下着が見えないからいいのよ」
第一の理由となっていた。
「どんな動きしてもね」
「何かそれで嫌な顔をする奴がいそうだけれどな」
「あんたはどうなのよ」
「俺は別に」
この辺りは素っ気無いシンだった。
「だってよ。ステラがいればそれでな」
「やれやれ」
シンの今の言葉に肩を竦めさせるルナマリアだった。
「本当にあんたも相変わらずね」
「別にそれでもいいさ」
シンも気に留めていなかった。
「だってよ。俺はやっぱり」
「はいはい、わかったから」
ルナマリアの肩を竦めさせる動作は続く。
「それにしても今回のこのパーティーだけれど」
「今度は何だよ」
「御馳走はいいとして」
見ればガツついている面々も多い。オルガ、クロト、シャニといった面々はそれぞれテーブルの上に土足であがって
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