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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百話 月が闇を照らす時  
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                第百話 月が闇を照らす時
 「それじゃあグレンはまだまだ先かよ」
「ええ」
シルヴィアがピエールに対して答えていた。
「思ったよりダメージが大きくて」
「ちっ、あいつがいねえのはでかいな」
ピエールはそれを聞いて歯噛みした。
「戦力としては大きいからな」
「そうね。けれど」
ここでシルヴィアはピエールを咎める顔で見てきた。
「このことは麗花にはね」
「ああ、それはわかってるさ」
その問いにはすぐに答えるピエールだった。
「言わないさ。あいつにはな」
「それは御願いね」
「ああ、ところでだ」
ピエールはここで話を変えてきた。
「俺達は今度は何処に向かってるんだ?」
「日本よ」
シルヴィアは答えた。
「何でもまた東京ジュピターに向かうらしいわ」
「ああ、あれか」
東京ジュピターと聞いて頷くピエールだった。
「そういやロンド=ベルはあれの担当になってるんだよな」
「そうよ。あそこを何とかするのも任務よ」
シルヴィアは説明する。
「この部隊のね」
「ガルラ帝国もいりゃ天使達もいるし何かと忙しい部隊だよな」
「それだけじゃないよ」
ここで眼鏡の少年が二人の前に出て来た。
「あっ、あんたは」
「ジュンっていうんだ」
彼は微笑んで二人に名乗ってきた。
「ジュン=リー。宜しくね」
「新規加入のアクエリオンのメンバーよね」
「そうだよ。まさかアクエリオンに乗れるなんて思わなかったけれど」
「そうなの。ところで」
「何かな」
「あんた今それだけじゃないって言ったわよね」
シルヴィアが言うのはこのことだった。
「確か」
「うん、そうだけれど」
「ロンド=ベルってまだ他に敵がいるの?」
「まだ何かいたか?」
「敵じゃないけれどガンダムマイスターとも出会ってるよ」
こう二人に告げるのだった。
「実はね」
「ああ、あれね」
「あいつ等もやっぱり生きていたのかよ」
「早乙女博士とインベーダーの戦いで皆行方不明になっていたけれど」
四年前の話だ。
「それでもね。生きていたんだ」
「そういえばゲッターだってそうだったわよね」
「あの連中は時空を超えてたよな」
「そうだよ。ゲッターも生きていたし」
「それはそれでかなりな話だけれど」
シルヴィアはここまでの話を聞いてこう述べた。
「それでも。ガンダムマイスターとも会ってるの」
「うん。四機共生き残っていたんだ」
「わかったわ。けれど」
ここでまたシルヴィアは言った。
「ひょっとしてあの三機のガンダムも?」
「あの連中はどうなったんだよ」
「あの三機のガンダムについてはまだ行方不明だね」
ジュンはこう二人に答えた。
「まだね」
「そう。生きていなかったらいいけれどね」
「あの連中は
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