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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第九十九話 天使達の覚醒
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「何かよ。輪廻とかそういったものをな」
「そう、輪廻だ」
「輪廻だって!?」
「この世界には輪廻を感じるのだ」
ハマーンが見ているのはそこであった。
「永遠に繰り返されるな」
「どういうことですか?ハマーンさん」
「今は私が感じているだけだが」
ロザミアにも述べた。
「どうもだ。こうしたことが繰り返されているような気がするのだ」
「こういうことって」
「破壊はただ破壊にだけ終わるのではない」
ハマーンはまた言った。
「そこから創造と調和が続くのだ」
「創造、調和、破壊」
クェスがその三つを呟いた。
「私にもそれはわかるわ。インド神話のサイクルよね」
「インド神話!?」
「そうよ。ブラフマーとヴィシュヌとシヴァ」
クェスはギュネイに対して答えた。
「私インドにいたからそれはわかるの。インド人の中での世界のサイクルよ」
「そんなものがあるのかよ、インドには」
「クェスの言う通りだ」
ハマーンはクェスの言葉に対して言ってきた。
「私もこの世界にそれを感じる。サイクルをな」
「それじゃあよ」
話を聞いた楯人が言ってきた。
「俺達の世界は何かその三つのサイクルを繰り返してるってことかよ」
「私の考えが正しければだ」
ハマーンは彼に対しても言った。
「若しかすればな」
「何か話がわからなくなってきたな」
弾児も話を聞いて首を傾げだしていた。
「輪廻にサイクルと言われてもな」
「けれどそれがあの連中と関係があるのか」
楯人はまたこのことを言うのだった。
「何か途方もないことになってきたのはわかるぜ」
「まあとにかくさ」
シーブックがここで皆に声をかけてきた。
「ここであれこれ話してて皆お腹が空いたよね」
「あっ、そういえば」
「確かに」
皆シーブックの言葉でそれに気付いた。
「どうにもお腹が」
「そういえばそんな時間だったっけ」
「そうだよ。もうお昼の時間だよ」
シーブックはまた皆に話した。
「もうね。だから」
「何かあるかな」
「お昼っていえば」
「セシリーがパンを焼いたから」
シーブックはここでまた言うのだった。
「皆でそれを食べようよ」
「あっ、いいわね」
「それじゃあ」
「後はおかずは」
続いてそちらだった。
「誰か何かできる?」
「んっ!?じゃあ俺が作ろうか?」
ディアッカが言ってきた。
「とりあえずソーセージがあるよな」
「はい、ありますよ」
リィナがにこりと笑って答えてきた。
「あとハムとか。サラダも」
「トマトあるかな」
「トマトならもうたっぷり」
「よし、じゃあサラダはサラダでだ」
ディアッカはサラダをまず分けた。
「後はソーセージとハムとトマトを炒めるか」
「それがおかずですね」
「そうさ。じゃあリィナちゃんも手
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