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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第九十九話 天使達の覚醒
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は資料が少ないので」
「あまりよくはわかっていないのですね」
「申し訳ありません」
サコンに対しても述べるのであった。
「本当にあまり。何もかもが」
「わかりました」
サコンはそこまで聞いてまずは頷いた。
「ですがその資料をお貸し願えますか」
「貴方がですか」
「はい。こちらでも調べてみます」
こう述べるサコンであった。
「俺も興味を持ちましたし」
「だからですか」
「一万二千年前でしたね」
「はい」
サコンが言うのはその時間であった。
「確かこの世界での文明ができた時でしたね」
「そうされています」
テッサはサコンにこう答えた。
「その時に文明が生まれたとされています」
「その前は」
「その前はといいますと」
「何もなかったんですね」
彼が問うのはここであった。
「この世界には」
「一応それまで生物はいましたが」
「生物は」
「恐竜や三葉虫が」
こういった古代の生物が話に出た。
「いました」
「そうですか。そういった生物は一万二千年前にもいたのですね」
「そうです。それは」
いたと答えるテッサであった。
「ですが。それが何か」
「いえ、聞いただけです」
考えるところがあったがそれは今は伏せるサコンであった。
「それにつきましては」
「左様ですか」
「とにかく。こちらでも調べてみます」
サコンはあらためてこのことをテッサに述べた。
「何かわかればまたお知らせします」
「はい、御願いします」
「それであいつはどうなったんだ?」
サコンとテッサの話が一段落したところでサンシローが言ってきた。
「あいつはよ。どうなったんだ?」
「アポロ君ですね」
「ああ、そうさ」
ブンタの問いにも答える。
「何かアポロニウスって奴になってたけれどよ。それでどうなったんだよ」
「何でもまた隔離されているらしいぞ」
「何っ!?」
「だから隔離だ」
リーはこうサンシローに言うのだった。
「戻ってすぐに暴れたらしくてな」
「何だよ、そりゃ」
その話を聞いてサンシローも呆れてしまった。
「まるで動物だな、そりゃ」
「全くだな」
ピートも珍しくサンシローに同意している。
「そこまで無茶苦茶な奴だとはな」
「アポロ君はアポロニウスではないのですか?」
「憑依が解けたのか?」
ブンタとピートはこう考えた。
「どうやらそうらしいわ」
ミドリがその二人に対して答えた。
「それで我に返ってまた急にだったらしいわ」
「本当にとんでもない奴なんだな」
ヤマガタケにまで言われるアポロであった。
「完全に動物じゃねえか」
「だが一体」
大文字はその話の中で考えるのだった。
「あのアポロニウス、それに一万二千年という時間にあのトーマという天使」
「私の予想ではまず何かが
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