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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第九十八話 一万年と二千年前から
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               第九十八話 一万年と二千年前から
ロンド=ベルの次の行動先はアフリカ西海岸だった。そこに撤収した天使達の掃討がその目的である。補給や整備を受けてすぐの行動であった。
「そういえばですね」
ジュンがここで言うのだった。
「あのアクエリオンですけれど」
「それですね」
「はい。味方なのはわかりました」
それは彼も承知していた。このことをメグミ達と話しているのだ。
「ですが」
「ですが?」
「果たして何処から来たのでしょうか」
こう一同に問うのだった。
「果たして」
「そういえばそうですね」
メグミがそれを聞いて言った。
「あれだけのマシンを持っているとなると少なくとも部隊ですけれど」
「けれどテッサ大佐も詳しいことは御存知ないし」
「それか組織か」
ハルカとハーリーも言った。
「そういうのしか考えられないけれど」
「果たして何処なんでしょうか」
「それがわからないからこそ困ってるのよね」
マリアも珍しく困った顔をしている。
「何もかもが」
「こちらの世界のことは大体わかったつもりだけれど」
「それでもね。あれはわからないわ」
さやかとひかるも言う。
「あのアクエリオンだけは」
「他にも色々と噂を聞くし」
「パラダイムシティね」
このことを話に出したジュンだった。
「この世界の何処かにあるとは聞いているけれど」
「それについては只今調査中です」
ルリが一同に答えた。
「暫くお待ち下さい」
「それでわかりそうなの?」
「残念ですが」
こうマリアの言葉に答えるルリだった。
「何もかもがわかっていませんし」
「そうなの」
「暫くは何かがわかる可能性は皆無です」
「それでも調べるのね」
「はい」
今度はさやかの言葉に答えたのだった。
「継続してこそですので」
「わかったわ。それじゃあそっちは任せるわね」
「わかりました。それで皆さん」
「今度は何なの?」
「今度のアフリカ西岸ですが」
ひかるの問いに答える形になっていた。
「今現在ガルラ帝国との戦闘により多くの都市が廃墟になっています」
「そんなに酷いのね」
「約四十パーセントが都市としての機能を喪失しています」
こう述べるルリだった。
「ですから。廃墟となっていますので」
「市民の方々はどうなりました?」
ユリカが問うたのはそこであった。
「それで。今も!?」
「いえ、それは大丈夫です」
ルリはユリカの今の問いにも答えたのだった。
「既に安全な場所に避難されおられるので。御安心下さい」
「わかりました。それならいいです」
ユリカは市民達が無事と聞いてまずはほっとしたようであった。
「それでは。皆さん」
「はい」
「それじゃあ」
「アフリカ西岸へ。そこで天使達へ攻
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