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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第九十八話 一万年と二千年前から
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よな」
「それはね」
ビルギットとアンナマリーが彼の言葉に頷いた。
「やるか。いいな」
「ええ、そうね」
こうしてロンド=ベルも出撃し天使達に当たる。当然ながらバサラも出ている。彼はギターを奏でながら前に出ているのだった。
そこに天使達が来る。ここで気付いたのだった。
「!?」
「どうしたの、バサラ」
「いや、こいつ等」
ミレーヌに応えつつ言うのだった。
「俺の歌に反応した」
「あんたの歌に!?」
「そういやこいつ等も歌を持ってるんだよな」
「そうだ」
バサラに対して不動が答えた。
「その歌で人を虜にしてその命を吸い取るのだ」
「そうか。それでか」
「それでどうするつもりだ?」
「当たり前だ。やることは一つしかねえ」
ギターを手に言うバサラだった。
「誰であろうが。俺の歌を聴けーーーーーーーっ!」
こう言って叫ぶのであった。やはりここでもバサラはバサラであった。
そうして前に突き進み天使達の攻撃をかわしつつ歌を歌い続ける。すると彼の歌を聴いた天使達の動きが止まっているのであった。
「!?どういうことなの?」
ミレーヌがその天使達を見て眉を顰めさせた。
「バサラの曲に。動きが」
「まさかと思うが」
レイがそれを見てある仮定を述べた。
「あの連中は音楽に対して抵抗があるのか」
「抵抗!?」
「プロトデビルンとはまた違ってな」
「あいつ等とはまた別の反応ってこと?」
「おそらくはな」
こう述べるのであった。
「まだはっきりとはわからないが」
「そうなの」
「少なくとも動きは止まった」
このことははっきりと言った。
「そこに何かがあるのは間違いないな」
「それに動きは止まったわ」
ミレーヌはそこに注目していた。
「だったらあたしも。行くわ」
「よし、ビヒーダ」
レイはビヒーダに声をかけた。
「俺達もだ」
「・・・・・・・・・」
ビヒーダは答えない。しかし頷きはした。そうして彼等もバサラに続いて天使達にその音楽を聴かせるのであった。
それは戦局全体に影響した。天使達はバサラ達の歌で動きを止める。そこがロンド=ベルにとっての絶好の狙い目となったのだった。
「今だな」
「はい」
ジェフリーの言葉にボビーが頷く。
「それじゃあ艦長。ここは」
「うむ。総攻撃だ」
これしかなかった。
「それで一気に勝負を決めるぞ」
「わかりました。それじゃあ」
マクロスクゥオーターの舵を取りつつ言うボビーだった。
「行くわよ、マクロス!」
「全艦及び全機に告ぐ」
ジェフリーもまた指示を出す。
「このまま天使達に総攻撃を仕掛けよ!」
「了解!」
こうしてアクエリオンとバサラ達の活躍により西アフリカでの天使達の戦いはその騒ぎとは反比例して瞬く間に終わった。だがここで厄介な問
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