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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第九十八話 一万年と二千年前から
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てですか!?それは」
「一人に二人を保護させるのだ」
「保護!?」
「今二人は戦闘不能だ。戦場にそのまま置いてはいけない」
「そういえば確かに」
言われてこのことに気付くジャンだった。
「それはあまりにも」
「だからだ。一機にもう一人が乗り」
「そしてもう一機に彼なのですね」
「そういうことだ」
ソフィアの言葉に頷いて答えるのであった。
「それでいいな」
「わかりました。それでは」
「そのように」
これで方針は決まった。ところがその時肝心のアポロが。壁にそのまま入れられようとしていたのであった。
「おい、まずいぜ」
「ええ」
ピエールとシルヴィアがそのまま中に入ろうとしているアポロを見て顔を青くさせていた。
「早く助けるぞ!」
「わかったわ!」
何だかんだ言っても彼を助けるのだった。急いで壁から出そうとすると彼から出て来たのであった。
「バロン・・・・・・アクエリオーーーーーーーーーーーン!!」
「おい、自分からかよ!」
「何て奴なの!」
「まあそうかもな」
しかしここでピエールは納得したような声をあげた。
「御前の一万二千年前からの恋人だからな」
「それは言わないで」
ピエールのその言葉に顔をムッとさせるのだった。
「まだ決まったわけじゃないんだから」
「それはそうだけれどな」
「とにかく。助かったみたいね」
「ああ」
それは間違いなかった。何とか壁を出てそれから不時着した三機の戦闘機にそのまま走っていくアポロであった。
「戦闘機の方に!?」
「俺達も!」
「そうね!」
二人もそれに続く。まずは麗花とグレンを救助する。麗花は涙を流し震えていた。
「麗花、大丈夫か!?」
「どうなの!?」
「・・・・・・・・・」
だが返事はない。頭を抱えて震えているだけだ。
そしれグレンもまた。身体が何故か緑に光って倒れている。
「ピエール、二人を頼むわ!」
「おい、シルヴィア!」
「私は!」
そのままコクピットに入り込むのだった。
「行くわ!」
「よし、じゃあここは任せろ!」
ピエールもその言葉に頷くのだった。
「二人はな」
「御願いね。それじゃあ」
「わかったぜ」
こうしてシルヴィアが戦闘機に乗る。しかもその間にアポロもまた戦闘機に乗る。しかしここで彼はふと気付いたように言うのであった。
「なっ、ここは」
「アクエリオンだ」
「アクエリオンだと!?」
突如として聞こえてきた声に対して問うた。
「何だよ、それは」
「創聖合体だ」
「創聖合体!?」
「そうだ」
その声は彼に言うのであった。
「今こそそれをするのだ」
「俺がか」
「アクエリオンのな」
「そういえば兄様」
「どうした?」
既にシルヴィアは宙にいた。そこでシリウスに対して話していた
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