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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第九十八話 一万年と二千年前から
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よ御前等」
また言うアポロだった。
「さっきから訳わからねえこと言ってよ」
「反応はすげえしな」
ピエールはそのアポロを見つつまた述べた。
「背中に翼の印があれば最強のな」
「何が言いたいのかわからねえって言ってるだろ」
二人の話がさっぱりわからないのでいらつきだしてきたアポロだった。
「御前等。何なんだ!?」
「誰だ!?貴様等」
バロンも子供達を護りながら二人に対して問うた。
「あんた達に用はないからさ」
ピエールが笑いながらバロンに対して述べた。
「用があるのはこっちの野郎でな」
「一緒に来てもらうわよ」
シルヴィアがまたアポロに対して言った。
「何が何でもね」
「腕づくってわけかよ」
「そうよ」
不敵に笑ってアポロにまた告げた。
「いいかしら」
「生憎だが俺は女だからって容赦しねえぜ」
「やるっていうんだな」
「そうだ」
ピエールに対しても答える。
「行くぜ、いいな」
こう言って二人に襲い掛かる。まずはピエールだった。
しかしその攻撃はかわされ彼の蹴りを受けてしまった。何とその足が燃えていた。
「ぐうっ!?」
「やれやれ。本当に聞き訳がないな」
「何を、まだだ!」
アポロはすぐに態勢を立て直し動いた。パイプの上によじ昇ってそこからまた二人に対して言った。
「ここなら何もできないだろ!」
「言うわね」
しかしシルヴィアはそれを見ても余裕の顔であった。
「それなら」
「むっ!」
「これで!」
右手を前に出しそこから何かを出した。するとそれでパイプが崩れ彼は地面に叩き付けられてしまったのだった。
「ちっ、今度は何なんだよ」
「サイコキネシスよ」
勝ち誇った声で倒れ伏すアポロの傍に来て述べた。
「さてと・・・・・・後は」
上着をめくる。だがまずそこで顔を顰めさせるのだった。
「臭いわね。お風呂も入ってないのね」
「それであったか?」
「どう?」
「ああ・・・・・・ねえぞ」
「ないの」
「ああ、ない」
こうシルヴィアに言うピエールだった。
「そんなもんねえな」
「じゃあ人違いだったってこと!?」
「いや、そう断定するにはまだ早いだろ」
「けれどよ」
顔を顰めさせてピエールに言うのだった。
「ないのよね、跡が」6
「それはな」
「じゃあ人違いじゃない」
「浮き出て来るっていう場合もあるだろ?」
「それかもっていうの?」
「そうさ。とにかく候補者なのは間違いないんだ」
それははっきりと言うピエールだった。
「だからな。いいな」
「わかったわ」
少し憮然としているがそれでも頷くシルヴィアだった。
「それじゃあ」
「ああ。んっ!?」
ここで空から爆音がした。そちらに顔を向けた二人だった。
「あれ、ここでもアクエリオンがかよ」
「そう
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