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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第九十六話 青い血
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た。それではだ」
「はい」
「全軍出撃だ」
こう命じるグローバルだった。
「すぐにだ。いいな」
「了解!」
それを受けてすぐに出撃したロンド=ベルだった。早速そのガルラ帝国の軍勢の前に展開する。しかしその数の差は明らかであった。
だがそれでも。彼等は臆するところがなかった。
「ギッタンギッタンにしちゃうもんねーーーーーーーーー!!」
マイクが目を怒らせて叫ぶ。
「マイク、今回も頑張っちゃうよ!」
「その通りです」
ボルフォッグもいつもの冷静さであった。
「この程度の敵ならばどうということはありません」
「そうですね」
「見たことのないのはあの戦艦だけだ」
氷竜と炎竜もいつもの調子であった。
「他の敵はこれまでと同じ相手ですし」
「数もこれ位なら」
「どうということはないか」
「問題は援軍だな」
風龍と雷龍はもうそちらを考えていた。
「テッサ隊員」
「そちらはどうなのでしょうか」
「はい、大丈夫です」
テッサは風龍と雷龍にすぐに答えた。
「今出撃しているだけです」
「よおし、じゃあもう一気にやっちゃうよ!」
「少なくとも伏兵がないのはわかりました」
光竜と闇竜が前に出る。
「ルネ姉ちゃん、それでいいわよね」
「今回は一気呵成に」
「そうだね。問題はあの戦艦だけれど」
ルネはそのガルラ帝国の戦艦を見ていた。実に禍々しいシルエットである。
「あれだけれどね」
「そんなの俺が一撃で潰してやるぜ!」
ゴルディマーグがここで叫ぶ。
「派手にな!粉々だぜ!」
「ではここはライオンロボ君の出番ですね」
彼の言葉を聞いたアズラエルが楽しそうに言う。
「それではそういうことで。御願いしますね」
「いえ、待って下さい」
しかし今のアズラエルの言葉に反論したのはテッサだった。
「ここは凱さんではなく」
「ライオンロボ君ではなく?」
「他のライオンの方に行ってもらいます」
こう言うテッサであった。
「それで宜しいでしょうか」
「他のライオンさん達にですか」
何気にテッサの言葉に合わせているアズラエルであった。
「一体どなたですか?それで」
「ゴライオンの方々ですが」
彼女が指定したのはゴライオンであった。
「貴方達はあの戦艦と対峙したことはありますか?」
「ああ、まあな」
黄金がテッサの問いに答えた。
「何度かな。手強いやつだぜ」
「では御願いします」
話を聞いたうえでの言葉であった。
「それで。あの戦艦の相手は貴方達が」
「わかった」
黄金はテッサのその言葉を受けて頷いた。
「じゃあやらせてもらうな」
「是非。やはりここは知っている方に御願いします」
「とはいっても手強い相手だがな」
銀はそうは言っても不敵な笑みを見せている。
「あの戦艦はな」
「け
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