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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第九十六話 青い血
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てそのまま剣を振るい。
「十王剣!!」
今その剣の名を叫び剣を振り下ろしたのだった。
それはそのまま戦艦を両断した。まさに一撃だった。
「やった!」
「やれたぞ!」
ゴライオンの面々だけでなく他のロンド=ベルの面々も思わず叫んだ。
「あの戦艦も!」
「倒せる!」
「何っ、戦艦が!」
「俺達の戦艦がか!」
ガルラ帝国の面々はその戦艦が撃沈されたのを見て驚きを隠せなかった。
「一撃でだと・・・・・・」
「嘘だろ・・・・・・」
「いや、嘘じゃないぜ!」
「これはな!」
だがロンド=ベルの面々が彼等に対して叫ぶ。
「その戦艦も倒せる!」
「俺達はな!」
「うう、我等の戦艦を倒されるとは」
「しかもだ。我々も」
既に彼等の戦力はかなり減らされていた。しかもまだ攻撃を受けていた。
「撤退だ!」
士官の一人が叫んだ。
「ここは全軍撤退だ!」
「撤退ですか」
「止むを得ん」
苦い顔で兵士に対して答える。
「今はな」
「ですが今撤退したならば」
「これ以上の敗北は殿下が」
「シンクライン殿下か」
士官は兵士の言葉を聞いて顔を曇らせていた。
「はい、あの方は地球での敗戦続きに立腹しておられます」
「これ以上の敗北は」
彼等もそれを危惧しているのであった。
「我等全体の粛清にもつながります」
「ですから」
「しかしだ」
だがそれでも士官は言うのだった。
「これ以上の戦闘は無駄に損害を出すだけだぞ」
「それもそうですが」
「しかし」
「ここは私が責任を取る」
士官はそれでも決断を下したのであった。
「今はな。いいな」
「はい、それでは」
「わかりました」
彼等は士官の覚悟を聞いて何とか頷くのだった。そうして七割を失いながらも何とか撤退するのだった。ナスカでの戦いは何とか終わりロンド=ベルはナスカを奪還したのだった。
「倒せるんだな」
「ああ、そうだな」
豹馬の言葉に健一が応えていた。
「ガルラ帝国の戦艦っていってもな」
「まずはそれは安心できたな」
「ああ」
豹馬は健一の言葉に頷いた。
「そしてナスカも奪還できた」
「ゴライオンのおかげだ」
「全くだぜ。けれどガルラ帝国ってあれだろ?」
「そうだ。宇宙規模の戦力を持っている」
健一はこのことを言った。
「まだまだ戦力があるのは間違いない」
「その宇宙規模の戦力を地球に向けてくるちゅうんか?」
十三はそのことを危惧する言葉を述べた。
「そやったらめっちゃえらいことになるで」
「これまでの戦力の比じゃないな」
一平は冷静に今後の流れを考えていた。
「大変なことになってしまうぞ」
「そうだよね。何十万って来るかも」
「だとしたらとてもではないですが戦いきれません」
日吉と小介が述べる。
「幾らおいら
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