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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第九十四話 もう一つのゲッター
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ンド=ベルは序盤から大規模な攻勢をガルラ帝国軍に浴びせる。五千の戦力も彼等の前には無意味だった。
「よし、このままなら」
「いける!」
勢いにのり忽ち一千機倒し押し潰していく。ガルラ帝国軍は戦力を分散させていたことが完全に仇となってしまった形になっていた。
「このままいけば」
「次はドーレムか」
「ドーレムのマシンは癖が強いわよ」
またエルフィが仲間達に告げる。
「覚悟しておいてね」
「見ればそうだな」
ライトはそれをドラグナー3から見て述べた。
「このデータ。これはまたな」
「ジャミングはできてるんだよな」
「それはな」
タップに対して答える。
「安心してくれ。効いている」
「そうか。じゃあとりあえずは大丈夫か?」
「いや、どうなんだよあれ」
だがここでケーンが言うのだった。
「何かやけにでかいしよ」
「むっ、確かに」
タップもあらためてドーラムを見る。見ればその大きさはどれもかなりのものだった。
「そうだな。タフそうだな」
「一撃で沈めたいだけれどな」
「無理かね、ありゃ」
「それならそれでやり方があるさ」
だがライトは至って楽観的だった。
「充分にな」
「じゃああれか?」
「あれをやるのかよ」
ケーンもタップも今のライトの言葉が何を意味するものかすぐにわかった。
「光子力バズーカでよ」
「まとめてかよ」
「その通り。デカブツはデカブツでやり方があるってわけさ」
彼は最初からそれを考えていたのであった。
「派手にやるかい?ここはまた」
「そうだよなあ」
「やっぱりここはな」
二人もそれに頷くのだった。
「相手がでかいとな。やっぱり」
「数潰しときたいしな」
「じゃあ決まりだな」
ライトは二人の言葉を受けて述べた。
「やるか、二人共」
「よし、それならよ」
「やりますか」
三人はすぐにそのバズーカを出してきた。フォーメーションに入る。
「タップ、ライト!」
「ああ!」
「よし!」
二人はケーンに動きを合わせた。
「やるぜ、あれを!」
「わかったぜ!」
「それなら一気に!」
「いけええええーーーーーーーーーーっ!」
三人のバズーカが放たれドーレム達をまとめて吹き飛ばす。彼等に対しても光子力バズーカは健在だった。まずは幸先のいい勝利だった。
ガルラ帝国軍を蹴散らしたロンド=ベルはそのままドーラム達を倒していく。彼等に対しても戦局は優勢だった。しかしここで目の前に奇妙なマシンが姿を現わしたのであった。
「んっ!?何だありゃ」
「あのマシンは一体」
「何なんだ?」
「あれはアレグリットです」
「アレグリット!?」
「何だそりゃ」
「ドーテムを操るムーリアンのマシンの一つ」
こう述べるテッサであった。
「それです」
「とにかくやばい相手
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