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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第九十二話 一対の獅子
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た。そして向かって来るガルラ帝国のマシンに対して向かう。戦いが今北海道でもはじまるのだった。
ゴライオンはガルラ帝国のマシンを一機両断した。その動きはパイロットが怪我をしていたとしてもその時は見事なものになっていた。
「おい、あんた」
「無理はするなよ」
剣人と弾児がその動きを見て黄金に声をかける。彼等もまたガルラ帝国のマシンを一撃で撃破していた。
「その傷じゃ」
「俺達もいるからな」
「この程度の数だったら大丈夫だ」
だが黄金はこう言ってまた一機撃破するのだった。爆発がゴライオンの前で起こる。
「まだな」
「強がりじゃねえよな」
「勿論だ」
毅然とした声で剣人に返す。
「だから。安心してくれ」
「よし、わかった!」
「それなら剣人!」
「ああ、俺達もな!」
彼等もまた果敢に向かう。そうして敵を次々と倒していくのだった。二機の獅子のマシンは瞬く間にガルラ帝国の追っ手を倒してしまっていた。
だがここでまた敵が出て来た。今度は百機はいた。
「おい、また出て来たのかよ」
「お約束だな」
黒銅と銀はそれぞれ口を開いて言った。
「いつも通りだが」
「忌々しい話だ」
「ですが今の戦いでエネルギーが」
「ああ、そうだな」
青銅は錫石の言葉に頷いていた。
「もう残り少ないです」
「ゴライオンはこれ以上の戦闘は」
「あんた達は先に逃げろ」
ここで剣人はこう彼等に告げた。
「ここはな」
「何っ!?だがあんた達は」
「俺達なら大丈夫だ」
「そういうことだ。エネルギーもある」
剣人と弾児は黄金に対してこう返すのだった。
「だからだ。今は」
「先にウラジオストクへ向かってくれ」
「おい、そんなことできるかよ!」
だが黄金はこう言って戦場に残ろうとする。
「俺達だってな!まだ!」
「そのエネルギーで戦うっていうのかよ」
「そうだ!」
熱い声で剣人に返してきた。
「まだやれる。馬鹿にするな!」
「ふん、勝手にしろ!」
「おい、剣人」
「あのまま逃がしたらそれこそ末代まで言われるぜ。それならな!」
「そうか。共に戦うのか」
「そうさ、何、この程度の敵」
目の前の百機程のマシンを不敵な笑みで見ての言葉だ。
「兵器さ。やってやるぜ」
「そうだな。では俺もだ」
「行くんだな。死ぬぜ」
「それはお互い様だ」
弾児もまた不敵な笑みを浮かべていた。
「そうじゃなきゃ今まで戦うものか」
「それもそうだな。それじゃあよ」
「そうだ。行くぞ!」
「よし、ダルタニアスフルパワーだ!」
今ここで全てのパワーを出すのだった。
「ここで!こいつ等を!」
「倒す!」
今まさに全ての力を出して敵に向かおうとする。しかしその時だった。
「何っ!?」
「こいつ等、まさか!」
「ガルラの!」

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