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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第九十二話 一対の獅子
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だ」
アレックスも言う。
「Gソルジャー隊のな」
「何かここそういうの多いですよね」
「確かに」
シーブックがジュドーの言葉に頷いている。
「a小隊といい」
「精鋭部隊ばかり集めたからよ」
エルフィがこう彼等に説明する。
「だからね。こういうふうになったのよ」
「そうだったんですか」
「とにかく。これで全部わかったわ」
既にお互いの話はわかっているのだった。
「宜しくね。あんた達」
「ああ」
黄金は彼女の言葉に頷いて応える。
「わかったぜ。こちらこそな」
「頼むよ、これから」
こうしてゴライオンとジーク達が加わった。ロンド=ベルは新たな世界でも新たな仲間を得ることとなったのだった。
そして戦いの後は。やはりいつもと同じであった。
「おら、酒だ酒!」
「もっと持って来い!」
フェイとアレックスが騒いでいた。
「アメリカ人、飲んでるか!?」
「おうよ、中国人」
既に二人は顔を真っ赤にしている。
「どんどん飲めよ。ロンド=ベルじゃまだまだこれ位は序の口だ」
「酒なら幾らでもだぜ」
言いながらさらに飲んでいく。
「まだまだなこの程度じゃ」
「よし、今日は飲み明かすぞ!」
アレンや他のGソルジャーの面々も交えて盛大に飲む彼等だった。だがその中でシンルーは仲間達から離れて遥やエルフィと静かに飲むのだった。
その彼女に遥が問うのだった。
「相変わらずね」
「そうでしょうか」
「飲む時は女の子と一緒に静かにっているのがね」
「どうもあまり騒がしいのは苦手で」
こう答えるのだった。
「それでです」
「そうなの」
「はい。それで」
ビールを少しずつ飲みながら言葉を続けていく。
「そちらの方は」
「マリュー=ラミアスよ」
見れば場にはマリューもいる。
「アークエンジェルの艦長。宜しくね」
「そして私は葛城ミサト」
ミサトもいた。
「ロンド=ベルの作戦参謀よ」
「私が少佐で」
「私が三佐なのよ」
「では階級的には同じですね」
シンルーは二人の階級を聞いて述べた。
「それですと」
「ええ、そうよ」
「わかるのね」
「紫東一尉から」
その数字での階級の呼び方のことである。
「教わりましたので」
「これは日本の名残なのよね」
「そうそう」
遥とミサトは揃ってこう言う。
「だから数字なのよね」
「自衛隊からね」
「自衛隊のことはよく知りませんが」
それはシンルーにとってはあくまで他の国のことだった。
「何に相応しているかはわかります」
「そうなの。けれど」
「けれど?」
「あんたどうも」
ミサトは少し赤い顔でシンルーに言うのだった。
「飲むのが静かよね」
「は、はあ」
「もっと勢いよく飲みなさい」
しかも絡みさえする。
「女は度胸。ぐいっと飲
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