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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第九十一話 新たな世界
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よくわからないですけれど」
「今後共」
「わかりました」
ここでまたあの少女の声がした。
「私はテレサ=テスタロッサ」
薄紫の髪に黄色い軍服の美少女がマクロスのモニターに出て来た。
「以後宜しく御願いします」
「うわ、可愛いじゃない」
「美少女ってやつ!?」
「確かに」
モニカ達はそのテレサの姿を見て思わず言った。
「今は御協力御願いします」
「目の前にいる敵軍に対してですな」
「はい」
テレサ、即ちテッサはこう兵左衛門に答える。
「どうか。ここは」
「わかりました。それでは」
「艦載機全機発進!」
ジェフリーが指示を出した。
「すぐに目の前の敵を迎撃する。よいな!」
「了解!」
「それじゃあ」
「貴官達の参加を歓迎する」
水色の軍服の厳格そうな女が今度モニターに出た相手だった。
「詳しい話は後でだ。私はロティ=マネキン」
そして名乗りもする。
「ここは共に戦おう」
「無論です」
彼女にも兵左衛門が答えるのだった。
「まだよくわかりませんが困った時はお互い様です」
「左様ですか」
「はい。ですから」
「バルキリー全機発進します!」
ここでミーナの声がする。
「バルキリー、ゴー!」
「了解!」
発進するバルキリー隊のうちの一機、黒と黄のカラーリングのものから返信が返って来た。
「新スカル小隊発進だ!」
「わかりました!」
「じゃあ!」
青いバルキリー、緑の背に円盤を背負ったバルキリーからも返答が来た。
「それじゃあ俺達の初陣」8
「行きます!」
青のバルキリーのパイロットは金髪に眼鏡の端整な少年、緑にいるのはまだ幼さの残る美少年だった。
「ミハエル=ブラン少尉」
「はい」
「ルカ=アンジェローニ少尉」
「はい」
二人はそれぞれモニカの通信に応える。
「無理はされないで下さいね」
「わかってますって」
「マクロスの近辺での戦闘に徹する、ですか」
「その通りです。マクロスの火力と連携して下さい」
「了解」
「そうさせてもらいます」
「いいか、二人共」
「少佐」
黒と黄のバルキリーに乗る男は二人からこう呼ばれた。
「俺について来い。初陣だからといって浮かれるなよ」
「はい、それは」
「承知しています」
「ならいい。初陣が一番戦死する奴が多い」
これも戦争の現実である。
「だからだ。そしてアルト」
「はい」
赤いバルキリーに乗る最後の男も応えた。
「御前もだ。油断するな」
「わかりました」
「早乙女アルト少尉」
モニカは彼にも通信を入れた。
「貴方は予定通りオズマ=リー少佐の新スカル小隊に編入されました」
「ええ」
「頑張って下さいね」
「わかりました」
「ちょっとモニカ」
今のモニカの言葉にラムが突っ込みを入れる。

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