第十三話 鏡月
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・オープンリーチも可能、役にさらに点数が加算される。
・勝負中相談はなしでオープンリーチ以外で互いに手札を見せ合うのも無し。
・全部で六戦
・全六戦終了時に点数が多いチームが勝利する。
・持ち点は一人50000点。
・0点になった時点でそのチームは敗北。
・四人中、三人上がった時点で終了、役無しの場合は0点と計算する。
・終了後、相手チームの役との点の差分だけ点数を得る。
・点数が引かれるのは一番低い役で上がった人間か、役が作れなかった人間から。
役一覧は以下とする。
ロイフラ+40000
5カード+30000
ストフラ+25000
4カード+20000
ストレート+18000
フルハウス+15000
フラッシュ+13000
3カード+10000
『加算役』
立直、海底、天和、人和、地和+10000
立直一発+13000
オープンリーチ +20000
オープン一発+23000
・都合上2ペアは存在せず、門前以外でリーチは当然不可能。
・5カードは4カードにジョーカーを加えたものである。
・1番初めに上がった人間は特典として+10000点が加算される。
・立直で上がれなかった場合は当然+10000はなし。
・山札がなくなった時点で強制的に終了、点数清算に移る。
大まかこんな感じだ。
いわば、麻雀とポーカーを融合させたようなものである。
故に雀カード。
一見すると難易度は高そうに見えるが、そうではない。
実際は上がるだけなら極めて楽で、最悪、適当に3カードあたりで上がれるのだ。
ポーカーのように巡回の制限もないので、その気になればロイフラやストフラも難しくもない。
しかしここが曲者で、このゲーム、点数の高い役ばかりに目をつけていると上がるのが遅くなる。
故に早さというのは絶対的に必要となる。
即ち、必要なのは早さ、運、チームワーク、そして心理戦である。
読み合いによって相手の手札を予想しなければいけないが……。
トランプ故に読みにくく、役故に難しい。
「ま、こんなところよ。 何か質問はあるかしら?」
スユアがドヤ顔でそう口にすると、トリシルは少し何か考えたような仕草をするも。
「いや、大丈夫だ。 大まか頭には入った。 いつでも始められる」
そう言って、背筋を伸ばした。
だが、対照的にナイトは目を回しながら、机の上に置かれた紙と睨めっこしている。
それを見てレイカはクスりと笑い。
「あらら。 お子様にはやっぱり難しかったんじゃないのー?」
そんな挑発じみたことを口にした。
そして、そんなわかりやすい挑発にバカ正直に反応してしまうのがナイトである。
「はぁ!? 何言ってん
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