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もし、夜天の主に幼馴染がいたら・・・・(改)
二人きりの家族
第4話 1日の終わり
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を奪うと言ってきたのだ。

「そ、それだけは勘弁してよ・・・・!」

「ほんなら話そか。躊躇う理由を」

それが嫌なら話せだと!?鬼だ・・・・鬼狸がここにいる・・・・・
俺は結局、はやてに負けて洗いざらいと話した。しかも丁寧に・・・・・

「俺もはやても年頃ですよね?そろそろ羞恥心たるものが芽生えてくるのですよ。
そんなんで普通に女の子の下着を堂々と見るとか変態じゃないですかね?」

「そんなもんかなー。もう小さい時から一緒におるから見慣れとるし、わたしは問題ないんよね」

な、なんつう神経してやがるんだ・・・・

「はやてはそうかもしれないけど、俺には無理なの!」

「なんで?」

「なんでじゃない!ただでさえ強風でスカートがめくれて、たまたま後ろを歩いていたら見えちゃいましたってだけでアウトなんだぞ!洗いたてで履いてないとはいえど直になんて見て、触れるか!」

これだけ言えばはやてもそろそろわかってくれるよね?わかってくれなきゃ俺、泣くよ!?


刹那くんの言い分はようわかったけど、もうそういう年頃なんやね・・・・
まあ、わたしもそれを意識しだしたときは恥ずかしかったけど、
それ言うてたら終わらんからなんとか無視しとるんよね。
と言っても二週間くらいで慣れてしもうたけど・・・・
せやけど、もう少し意地悪したろ(・∀・)

「せやけどな。こんな可愛い女の子の下着を直に触れられるなんて他の男の子は経験できへんで」

あ、あかん。泣きそうな顔になり始めとる・・・・
でも、刹那くんからかうの楽しいんよね。

「んなもん関係ねぇ!!他人がどうのじゃねぇよ・・・・俺の精神が持たんわ!」

刹那くんにとっては死活問題だったらしい・・・
しゃあないから謝ったろ。

「ゴメンなぁ。もう、聞かへんし言わへんから気ぃ直してや」

「ったく、本当にタチ悪いぞ・・・・」

「ホンマにゴメンなさい」

そうやって数分程刹那くんをなだめた。
なだめたあとはお互いにお風呂入ったりして寝るだけなんやけど、
わたしはここでまたいいことを思いついてしもうた。

「なぁ、刹那くん。今日は一緒に寝ぇへん?」

「なっ!?嫌に決まってんだろ!」

即行で拒否られてしもうた。でもわたしはまだ粘るで。

「ええやん。たまには一緒に寝ようよー」

「俺になんのメリットがあるんだよ!!」

「えー。お互いにあったまって寝れるっていうメリットがあるやん。
それに他の男の子はできへんでこんなこと。刹那くんはわたしがおるからできるんやで」

「それでも断固拒否させていただく!」

んーもうちょいつつけば折れてくれるはずや。
まだこちらには切り札があるんやからな(^O^)


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