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【完結】剣製の魔法少女戦記
第一章 無印編
第十六話      『なのはとフェイトの決着。そして真相、怒り』
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フェイトは本当の意味で一人っきりなんだよ。だから…!」
「うん、任せて!」

なのはの元気な声とともに私も安心した。
それと同じくしてアースラではプレシアを拿捕する作戦が立案した。



…色々な思いが交差する中、翌日の朝になり私は完全とはいかないけど体調は回復してもしもの場合のクロノと同じく待機になった。
そしてアルフと合流したなのははまるで待ちわびていたかのようにフェイトと対峙する。
するとなのははなんとお互いのジュエルシードをかけた本気の勝負をフェイトに申し込んだ。

それから二人は一進一退の攻防を繰り広げている。
互いに同種の魔法の打ち合いや誘導弾での遠隔攻撃、バスターやサイススラッシュなど他にもなのはには禁じていた近接戦闘など。

「ああ…なのはには地獄の特訓で近接戦闘はあまりしない方がいいと言っておいたけどやっぱりやったわね…」
「地獄のって…シホ、なのはのあれは独自のものじゃないのか?」
「なのはさんの使うほとんどの魔法や動作などはレイジングハートや兄さんの助言もありましたけど、そのほとんどはお姉様が考案してレイジングハートに逐一シミュレーションや魔法の種類をインプットさせてそれをお姉様が文字通り特訓相手になってあげていたんですよ」
「なにかこそこそと隠れて特訓していたらしいけど、ほとんどは私が心構えや覚悟…それに無駄がつかないように変な癖がつきそうになったらすぐに指摘してやってあげていたわ」
「…なるほど。魔法を取得して間もないのに扱いが上手いのはシホの教えもあったからか。なら強くなるわけだな」
「そんな事ないわよ。きっと私がいなくても一人で勝手に強くなっていったと思うわ。なんせあの娘は私にはない才能が満ち溢れているから」
「才能がない、か…シホちゃんってやっぱりクロノ君に似てるね。必死に修練や経験を積んできた辺りなんか特に」
「「そうか(しら…?)…?」」
「ほら、息もピッタリなところとか」

返す言葉もないわね…。

「っと、話をしていたら展開が変わったわね。なのはの強さを認めたフェイトが大技を仕掛けるみたいよ」
「バインドで捕まえて一斉発射か」

そこでアルフが警戒し、ユーノが援護しようとするが「これは決闘だから入ってきちゃダメ!」というなのはの言葉に止められた。
そしてフェイトのフォトンランサー・ファランクスシフトが一斉に放たれた。
これで決まりか? と思ったがなんとなのははすべて受けて耐え切った。
フェイトは大技を使ってかなり消耗してしまって攻勢に転じたなのはの攻撃を耐え切るしか他無かった。

「受けてみて。ディバインバスターのバリエーション!」

フェイトはそれで危機を感じ離脱しようとしたがすでに両手足にバインドがかけられていて逃げ出せない。
そこになのは
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