雪蓮×俺=本当の気持ちって気付くのに随分と時間がかかるよな……。
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他の仲間達も俺に声をかけてきていた。
「まったく。貴方がいなくなると雪蓮の世話が大変になるじゃない」
「う。ま、まぁそれはいつか埋め合わせるさ。だから今回は見逃してくれよな、冥琳」
「お主も成長したのう。いっぱしの男の顔をしておるぞ」
「褒め言葉として受け取っておくよ、祭」
「雹霞さん、いっちゃうんですかぁ〜? 寂しくなりますぅ〜」
「心配すんなって。絶対帰ってくるからよ、穏」
「うぐっ、ひぐっ……せっかく、仲良くなれましたのにぃ……ぐずっ」
「そんなに泣くなよ……帰ってきたらもっと仲良くするって、楠根」
「道中気を付けて。雹霞様」
「お前は相変わらず言葉足らずだな、流那」
全員と握手と言葉を交わし終えると、感慨深さのせいかなんだか涙があふれてきた。
俺は、恋姫達に泣き顔を見られないように背中を見せると、大声で叫びながら駆け出したのだった。
「それじゃ! 行ってきます!!」
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