15.果てに
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
の紙には見知った顔がいた。
2年A組 魂館 颯太 46
颯太が最低のFランク!?
確か颯太のヴォイドって全てを開けられるカメラだったよな。
何で最低のFランクに!?
「生き残るためにはしれしかない」
供奉院が立ち上がりその紙を集に渡す。
「決めなさい、桜満会長。決断するのは上に立つものの仕事です」
結局、この問題にぶち当たる。
ワクチンが足りない......いずれ食料も足りなくなる。
つまり、何処かで誰かを切り捨てなければならない。
それが今この時なのか!?
それなら今、俺にできることは......
電子端末が鳴り響く。
「あっ!集か」
『壊!!今どこにいるの!?』
「今、病院に向かってる」
『なにしてるの!?』
「これが俺に出来ることなんだ。ワクチンを持って必ず帰る。それじゃあ」
『待って!!壊!!今、そっちに颯太たちが向かってると思う。颯太たちヴォイドを持って病院に向かおうとしてるみたい。お願い、壊!!颯太たちを止めて!!』
「......あのバカ!!わかった。絶対に止める」
『僕もあとで向かうから』
集との通信を切る。
「.......あいつら」
後ろに引き返し、少しいったところに5人の生徒が片手にヴォイドを持ちこちらに歩いてくる。
「カイ.....何でお前が!!」
「お前らどうするつもりだ」
「お前には関係ないだろ」
「関係ない......か」
俺は右腕に巻かれてる包帯を外して行く。
そして右腕から槍のヴォイドを取り出す。
「この先に行きたいなら俺を殺して行け」
槍を颯太たちに突きつける。
「どうやら迎えがきたようだな」
颯太たちの後ろから車が現れる。
「颯太、バカなことはよせよ!!」
車から集が降りてくる。
「バカってなんだよ!!Fランクだからバカって言いたいのか!!俺たちはワクチンを持って帰って最低ランクじゃないって証明する」
「もしかして、最初からそのつもりで僕にヴォイドを」
「お前だって嘘ついてたんだからこれでおあいこだろ」
「違う!!僕は嘘なんか!!」
俺たちの後ろで爆発が起きる。
「集!!アンチボディーズだ!!」
空にはアンチボディーズの銃装備がされたヘリコプターが......
「みんな逃げて建物に隠れるんだ!!」
颯太たちは急いで逃げて行く。
銃が俺たちめがけて連射......それをヴォイドチェンジ!!マントに変え、みんなを守る。
だが、乗ってきた車が爆発されてしまう。
「うわぁぁ!!囲まれてる!!」
彼らが逃げた先にエンドレイヴが現れる。
「
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ