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赤髪の刀使い
新スキル
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で一番有名なのは《鼠のアルゴ》。
まぁ…隣に座っているこいつなのだ。
ソースなんて教えてくれるはずない。

「リズには秘密な」

絶対あいつは俺をからかってくる。

「飯一回」

はいはい分かりましたよー
俺達3人で料理スキルを持っているのは俺だけなのだ。
リズとアルゴはスロットが足りなくて後回しにしてしまったらしい。
俺はソードスキルも基本は使わないし、ダッシュスキルだって瞬動があるから必要ない。
よく使うのは索敵スキルぐらいでそれ以外はほとんど使わない。
一応料理スキルはNPCレストランよりおいしいものが出来る程度にはあげている。






「勝とうぜ!」

俺達はボス部屋の前で最後の作戦の確認を行い、ボス部屋の扉を開けた。

(あんなの蹴破ればいいじゃねぇか)

一々手で丁寧にあけるのは面倒だ。

第一層のボスは《イルファング・ザ・コボルド・ロード》武器は、斧とバックラー。
βテストではHPが少なくなると武器をタルアールに持ち変え攻撃パターンも変わるという情報だ。
だが第一層で攻撃パターンが変わったというモンスターが数多く発見されているからβテストのころとは変わっていると思っておかないといけないだろう。
俺、キリト、アスナのグループはそのボスの取り巻きの《ルイン・コボルド・センチネル》
を殲滅することが今回の作戦だ。

「スイッチ!」

キリトが叫ぶとアスナが飛び込んでいく。
アスナも只者ではない。
剣に迷いがなく、モンスターの急所を連続でついていく。
とてもじゃないが初心者とは思えない。

まぁ俺はキリト達を見ながらなるべく大太刀に似た剣でセンチネルを通常攻撃の連撃で確実にしとめていく。
スキル一発打つ間に俺は通常攻撃を5回当てることが出来る。
スキルを使用したときよりも威力は低いが、硬直がないという点では有利に働く。
硬直がないからこそ次の動作にすぐ移れる。数体相手にしてもすぐに攻撃を繰り出すことが出来る。
俺は適度にスイッチをしながらセンチネルの殲滅にかかる。


ボスのHPが最後の一段となった。
まぁ皆が安全マージンを多く取っているためか結構HPの減りが早かったのだろう。

(終わったな)

ここから巻き返すなんてことはないだろう。

「俺がでる!」

急にディアベルが躍り出てボスに特攻していく。
ボスの手に持つ武器が斧から…

「刀だとぉ!?」

つい俺も変な声をあげてしまった。

「戻れ!!」

キリトも気がついたのかディアベルに声をかけるが、ディアベルは聞こえてないかの様にボスに向かって走っている。

(…仕方ない)

俺は目の前にいたセンチネルをとりあえず倒すと、瞬動を使ってディアベルの前ま
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