暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第九十話 修羅王の拳
[14/18]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ということだ」
「やはりな。そうか」
フォルカは特に驚いた様子もなかった。
「修羅王という称号は伊達ではないか」
「そういうことだ。だからこそ我は」
「神化!?」
「まさか」
「いや、そのまさかだ」
フォルカがまだ驚きを隠せない一同に対して述べた。
「修羅王もまた」
「何てこった・・・・・・」
「唯でさえ化け物だっていうのによ」
「我の真の力」
ここでこの白煙が消えてきた。
「今ここで見せよう」
「逃げるつもりはない」
フォルカはその白煙から姿を現わす巨大なマシンを見て告げた。
「ここでな」
「フォルカ」
その横にアルティスが来た。
「私も行くぞ」
「俺もだ」
そしてフェルナンドもまた。
「ここまで来たならばだ」
「逃げはしない」
「いいのだな」
フォルカはその二人に対して問い返した。
「今の修羅王は」
「構わん」
「覚悟のうえだ」
だが二人はそれを言われても言葉を変えはしない。
「それはな。もう」
「御前と共に行くと決めたその時からだ」
「わかった」
フォルカもまた彼等の言葉を受けて頷いた。
「それならばだ」
「フォルカ」
その彼に凱が声をかける。
「死ぬな」
「わかっている」
修羅王を見据えたまま彼の言葉に頷く。
「俺は・・・・・・敗れはしない」
「わかった。では俺達は」
「残る敵を倒していくぞ」
今度は宙が言った。
「あと少しだ。修羅王は任せたぞ!」
「承知している。それならばだ」
「来るのだ」
修羅王もまたフォルカに対して告げる。
「今ここで。拳で決めようぞ」
「承知のうえだ。ならば今こそ」
「行くぞ。うおおおおおおおおおおおーーーーーーーーーっ!」
「私もだ!」
「俺も!」
その彼にアルティスとフェルナンドが続く。だがその三人に対して今修羅王は構えた。
「何っ!?」
「これ程までのプレッシャーなのか!」
皆その気迫を感じて驚愕の声をあげざるを得なかった。
「まさか・・・・・・」
「今まで以上に」
「わかっていた」
だがここでもフォルカは冷静なままであった。
「だからこそ。俺は」
「フォルカ!」
「けれどこれは!」
「この相手は!」
「安心しろ。勝つ!」
彼の言葉には寸分の迷いもなかった。
「俺は必ず。そして修羅の果てしなき闘いを終わらせてみれる!」
「言ったな、フォルカ=アルバークよ!」
修羅王も彼の言葉を聞いて言った。14
「ならば見せてみよ。その志を我に!」
「今こそここで!」
「修羅は闘いにより生きるもの」
またこの言葉が出された。今度は修羅王により。
「しかし。それを変えようと思うのならばまずは我に勝つことだ」
「それは承知している」
「ならば!」
その闘気がまた増した。
「今我も!最
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ