暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第八十八話 フォルカとアルティス
[21/22]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
えるのかしら」
「順番よ」
順番だと言ってきた。
「これはね」
「順番っていうと」
「まずフェルナンド君がこっちに入ったわね」
最初はそれだった。
「アリオン君もだったけれど」
「まずはその二人ね」
「そう。それに続いては」
ミサトはさらに言う。
「あのでかい将軍だけれど」
「確かマグナスっていったわね」
「そう、彼が死んだし」
「それでアルティス将軍がこちらに入って」
「あんたそっくりな人もね」
「そうね。じゃあ」
「そういうことよ。後はあの人だけよ」
そういうことであった。
「あの軍師さんね」
「あとはあのアルコっていう男ね」
「その二人よ。出て来るわ」
「これで二人ね」
「そう、来るわ」
また言うミサトだった。
「ここが修羅との決戦になるかしら」
「修羅王との前のね」
「ええ。さて、ここでの戦いもそろそろ大詰めだけれど」
「これで元の世界に帰るって言われても」
「ちょっち信じられないところがあるわよね」
「そうよね」
皆が言うのはこのことだった。
「何か。まだありそうで」
「あるとしたら何かしら」
「最後の最後で何か出て来るか」
「他には?」
「また別の世界に行くことになるかしら」
ミサトの言葉に少し苦笑いが入った。
「今までのパターンだとね」
「できれば起こって欲しくないけれど」
「ただね」
だがここでミサトはまた言うのだった。
「私達の世界でも偶然色々なことが起こってるけれど」
「他にもあるっていうのね」
「セフィーロの時に妙に思ったわ」
話はかなり遡っていた。
「どうしてこうも色々な世界がおかしくなってるのかしらってね」
「そういえばバイストンウェルもよね」
「そう。それもあったし」
争いがない筈の世界で争いがある。これだけでも妙なことなのだ。
「それでセフィーロまで」
「そしてこの世界もね」
「無数に世界があるけれど」
ミサトはさらに言う。
「私達が行く世界は必ずおかしくなっている」
「これも偶然かしら」
「いえ、これは多分違うと思うわ」
ミサトはこう読んでいたのである。
「これについてはね」
「じゃあどうしてかしら」
「さあ。ただ」
「ただ?」
「神様めいたものは感じるわ」
「神様、ね」
「ええ」
リツコの言葉に対して頷いてみせた。
「どうもそういうものがね」
「そういえば碇司令だけれど」
「あの人がどうかしたの?」
「死んだわよね」
「ええ、間違いないわ」
ミサトはリツコのその言葉に頷いた。また。
「死体も発見されたし」
「ただ。思うのよ」
ここでリツコの顔が曇った。
「まさかとは思うけれど」
「何?」
「あの人は本当に死んだのかしら」
「!?どういうこと?」
リツコのその言葉に顔を向
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ