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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第八十六話 果てしない闘争
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ル全軍に戦闘配置が伝えられた。
「総員戦闘配置」
アドレアが皆に通信で伝える。
「前方にレーダー反応、数は三千」
「三千か」
「はい」
ヘンケンに対して答える。
「三千です」
「では今回も将軍が出て来ているな」
「誰でしょうか」
ナタルは指揮官が誰なのかを考えた。
「あのアルティスでしょうか。それともマグナスでしょうか」
「あるいはその両方か」
「そうですね」
ヘンケンのこの指摘に頷きもする。
「その可能性もあります」
「艦長」
一緒にラーディッシュの艦橋にいたベンがヘンケンに声をかけてきた。
「敵は正面からです」
「そうだ」
「ではこちらは陣を張っておきましょう」
「敵の正面からの攻撃に備えてか」
「そうです。丁度いい具合に」
ここでモニターの前方をレーザーで指摘する。
「ここに森があります」
「そこに入って戦うというのだな」
「森の防御効果を利用しましょう」
彼はこう主張する。
「それでどうでしょうか」
「そうだな。ここはそうするか」
「それがいいかと」
ナタルもそれに頷く。
「では艦長。進撃を早めまして」
「うむ。前方の森林地帯に入る」
「はっ」
こうしてロンド=ベルは森林地帯に入りその中で敵を待ち構えることになった。敵はすぐに姿を現わしてきた。そして指揮官はヘンケンの予想した通りであった。
「はっはははは!」
まずはマグナスが笑い声をあげてきた。
「ロンド=ベル!また会ったな!」
「やっぱり出たか!」
「このブヨブヨ!」
エリスとベッキーがそれぞれそのマグナスに言う。
「今度こそ倒す!」
「覚悟しなさいよ!」
「倒すのはいいがな!」
マグナスも二人に対して言葉を返す。
「おいそこの赤い髪の女」
「あたしだね」
「そうだ、御前だ!」
やはりベッキーに言ってきていた。
「今何と言った、何と!」
「聞こえなかったのかい、ブヨブヨだよ!」
また言うベッキーであった。
「何なら何度でも言ってやるよ!」
「将軍に対するそれ以上の暴言は許さんぞ!」
流石に頭にきているようである。
「俺の身体を貫けるのは修羅王様だけだというのに!」
「じゃああたしも容赦はしないよ」
既に気力を充実させているベッキーであった。
「今回もね!かかって来な!」
「望むところだ!全軍進撃開始だ!」
「うむ」
彼の横にいるアルコがその言葉に頷く。
「それでは我々も」
「アルティス殿」
マグナスは今度はアルティスにも声をかけた。
「それで宜しいな」
「異論はない」
これがアルティスの返答だった。
「ではメイシス」
「はい」
「我々も行こう」
「わかりました。それでは」
アルティスの言葉に応え進撃命令を出すのだった。
「全軍進撃開始だ!」
「了解!
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