暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第八十五話 神北
[9/16]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
それは・・・・・・」
『安心しろ』
しかしここでロアが二人に言った。
「えっ!?」
「ロアさん、大丈夫って」
『ここはフォルカを信用しろ』
また言うロアだった。
『あいつは必ずやってくれる』
「必ずかよ」
『私もそう思うわ』
今度言ったのはエミィだった。
『あの人はわかっているわ。だから』
「任せろっていうのね」
『そうだ』
『その通りよ、ショウコ』
二人でショウコに答えた。
『あいつは。必ずやる』
『私達が何かしなくても』
「よし、わかった」
コウタは二人の言葉に頷いた。
「それなら俺は動かない」
「私も」
ショウコもそれに続いた。
「フォルカさんを信じるぜ」
「あの人なら」
こうして二人は動かなかった。その間にフェルナンドは全力で突き進む。そして再びあの技を出そうとする。
「覇ああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーっ!!」
「また来るか」
フォルカはそれを受けようとする。しかしここで。異変が起こった。
「!?」
「何だと!?」
フェルナンドのビレフォールは突如として動きを止めたのだった。
「馬鹿な、何故だ」
「!?何だありゃ」
「ビレフォールが」
ロンド=ベルの面々もここでビレフォールの異変に気付いた。
「外見が元に戻ったよな」
「何でだ!?」
「馬鹿な、神化したのではなかったのか」
そのフェルナンドも驚きの声をあげる。己のビレフォールを見つつ。
「それが。どうしてだ」
「はぁっ、はっはっはっはっはっは!」
「マグナス!?」
「そんなわけがなかろう!」
「何だとっ!?」
「貴様に神化ができるわけがない!」
フェルナンドを嘲笑うようにして言ってきていた。
「貴様程度がな!」
「俺を愚弄するのか!」
「愚弄ではないわ!」
大笑しつつそれは否定した。
「俺が言うのは事実だ!」
「貴様ァ!」
「貴様程度の腕で神になれる筈がなかろう!」
断言していた。
「将軍ですらない貴様がな!」
「将軍なぞ何時でもなれる」
「ちっ」
今のフェルナンドの言葉を聞いてアルコが舌打ちする。
「自信があって何よりだな」
「マグナス!貴様の上に立つのも間も無くと言った筈だ!」
「ほお!?」
「だからだ!ここで俺は!」
「己の兄を倒すといのか」
「そうだ!」
激しい闘気と共にまた叫ぶ。
「修羅に兄弟の情なぞ不要!違うか!」
「それはその通りなんだがなあ」
「だからだ!フォルカ=アルバーク!」
またフォルカを睨み据えてきた。
「今度こそ!覚悟しろ!」
「既に覚悟はできている」
満身創痍ながらもまたフォルカの目は死んではいなかった。
「その為に今俺はここにいるのだからな」
「そうか、死ぬつもりか」
「残念だがそれは違う
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ