暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第八十四話 修羅の掟
[5/12]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ンヘッドの、骸骨を思わせる顔の男が応える。
「その通りです」
「そうか。あれがロンド=ベルか」
「軍師殿」
アルティスが彼に声をかけてきた。
「ようこそこちらに」
「将軍よ、まずは御苦労」
彼は最初にアルティスに対して労いの言葉をかけた。
「どうやら今まで戦線を保っておいてくれたようだな」
「有り難き御言葉」
「それではだ」
彼はそれを受けて次の言葉を述べた。
「後は私に任せてもらおう」
「指揮を軍師殿がですか」
「そうだ」
メイシスに対しても答える。
「このミザル=トゥバルがな。不服か?」
「いえ」
異論は消すメイシスだった。
「滅相もありません」
「ならばよい。それではアルコ」
「はっ」
スキンヘッドの男が彼に応えた。
「このまま押し潰す。よいな」
「わかりました。それでは」
「軍師殿、それは」
しかしここでメイシスが彼に対して言うのであった。
「どうかと思いますが」
「案ずることはない」
ミザルは悠然としてメイシスに言葉を返した。
「我等は今も彼等の十倍以上の戦力を持っている」
「それはそうですが」
「このまま囲めばよいのだ」
これが彼の作戦であった。
「圧倒的なこの戦力でな。それではだ」
「そうですか。それでは」
「全軍包囲せよ」
あらためて指示を出した。
「アリオンの軍勢は敵の後方に回れ」
「了解ってね」
(しかし)
ここでアリオンは思うのだった。
(これであっさりとやられる連中じゃないだろうな)
「アルティスの軍は左翼だ」
「わかりました」
「私はこのまま主力と共に正面を受け持つ。そのうえで同時攻撃を仕掛ける」
「よし」
それを聞いて目に炎を宿らせたのはフェルナンドだった。
「フォルカ、今度こそだ」
「ならばメイシス」
「はい」
メイシスはアルティスの言葉に応えた。
「すぐにだ。行くぞ」
「わかりました。それでは」
「よし、我等も前進開始だ」
「わかりました」
ミザルの言葉にアルコが応える。
「このまま敵を押し潰すぞ」
「了解です」
こうして彼等は勝利を確信し動きだした。彼等はそれぞれ動きだす。だがその動きはロンド=ベルも察知しているところであった。
「今だな」
「今ですか」
「そうだ」
グローバルが未沙に述べていた。
「今こそ好機だ。動く」
「ではどうされますか」
「まずは後方に回ろうとしている敵の左翼を叩く」
ポイントを指し示しつつ述べる。
「まずはそれだ」
「わかりました。それではすぐに」
「全軍動くぞ」
グローバル自身も指示を出す。
「全軍でだ。いいな」
「よし、行くぞ輝」
フォッカーがそれを受けて輝に声をかける。
「まずはバルキリーで突っ込む」
「バルキリーでですね」
「そうだ。先陣を
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ