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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第八十四話 修羅の掟
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「すぐに進撃開始だ。進む先はだ」
「東に行くといい」
フォルカがここで言う。
「東に修羅王の宮殿がある」
「修羅王の」
「おそらく修羅達はそこに防衛ラインを敷いている」
「ではそれを突破し修羅王を倒せば」
「ここでの戦いは終わる」
「しかしだ」
だがここでフォルカはまた言うのだった。
「修羅王は手強いぞ」
「そんなになのデスか?」
「修羅を力で統べる覇者だ」
こうスワンに語る。
「その力はこの修羅界を圧する程だ」
「オウ、そんなニ・・・・・・」
「しかしだ。答えはもう出ている」
また大河が言う。
「全軍で進み修羅王を倒す。そして答えを出す」
「修羅の答えを」
「戦いに勝たなければならない。しかし戦いが全てではない」
大河がまた言い切る。
「それを見つける為に今!」
「はい!オペレーションスタート!」
「作戦発動!」
命に続いてまた叫ぶ。
「修羅との戦い、名付けて月光作戦!」
「了解!」
作戦名まで名付けられた。こうしてロンド=ベルは東に向かい修羅との決戦に入るのだった。
東に向かっているとやがて。前方にレーダー反応があった。
「レーダーに反応デス」
「来やがったな」
スワンの言葉に火麻が応える。
「修羅達だ」
「よし、それではだ」
大河がここで前を見据える。
「全軍出撃用意」
「了解デス」
「よし、いよいよだ」
フォルカは既にヤルダバオトにいた。
「アルティス、フェルナンド」
二人の名を呼ぶ。
「俺は。御前達と」
「敵が来ました!」
ここで命の報告が響く。
「前方に二千です!」
「よし!」
これを受けて全軍出撃する。前方にいたのはアルティスとメイシス、そしてマグナスがいた。マグナスはアルティスに対して恭しく声をかける。
「将軍、それでは」
「うむ」
「まずは私にお任せを」
こう彼に言うのだった。
「奴等を全て倒して御覧に入れましょう」
「いや、私も行く」
しかし彼はこうマグナスに返すのだった。
「ここはな。私もだ」
「しかしそれは」
「マグナス殿」
ここでメイシスが彼に対して言う。
「将軍の御言葉ですよ」
「くっ・・・・・・」
「おわかりですね。それでは」
「はい、それでは」
「無理は禁物だ」
アルティスは冷静に述べた。
「誰か一人で太刀打ちできる軍勢ではない」
「それではですか」
「そうだ。全軍に告ぐ」
アルティスが指示を出した。
「まずは前に出る」
「前にですね」
「そうだ」
部下達に対しても毅然として答える。
「右からフェルナンド、左からアリオンの軍も来ている」
「あの方々もですか」
「ではやはりここで」
「そうだ、総力戦だ」
このことをはっきりと告げた。
「だからだ。我等もまた」
「はっ、それ
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